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2015年1月26日

フリーランスに無償で仕事を依頼するという暴力行為について思うこと。

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最近、ちらほらと「無償で仕事を依頼するな!」という投稿を目にします。自分も基本的に同感です。去年、動画まで作って、ブログにも書いているぐらいですから。

以前にも何度もWEB上で賑わった内容なのですが、相変わらず出てくるということは、どれだけWEBでの発言が「読んでもらいたい人」へ届いていないかを表しているのかもしれません。

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強姦しているのと同じ

あえて乱暴な言い方をしますが、その技術やスキル、ノウハウでお金を頂き、生活をしている人に対して、それらを無償でよこせというのは強姦ですよ。(表現方法について、もめそう。)

搾取していると言い換えてもいいです。問題なのは提供する側が「無料ではやりたくない」と思っているのに「無料で提供すること求める」ことです。

無料で提供しちゃう側にも問題はあります。そんなものは断ればいいんです。なめているんですか?と。

それに無料なんかで提供しちゃったら、お金を支払ってくださっているお客様に失礼です。

つい最近も「◯◯という映像制作プロジェクトを立ち上げようとしてまして、お話を伺えないでしょうか?」というメールを頂いたのですが、こちら側が答えるメリットがまったく提示されていないので返信する気にもなりませんでした。市場調査やアンケート協力ならまだしも、なぜ私が貴重な時間を削いでまで相手をしなければいけないのでしょうか?

無料で話をするような時に、本当に大事なことを教えるとでも思っていらっしゃるんですかね。そんなことするわけないです。提供されるものに応じてこちらも提供するものをコントロールします。(僕は)

いやいや、だって八百屋さんは仕入れて来てるじゃん!
モノには原価(仕入れ値)があるんだよ。
“技術”はタダでしょ。ちょっとやってくれてもいいじゃん!!

という方もいるかもしれませんが、”技術”を習得し、業界で生き続けるための修練には膨大な時間とお金がかかっています。
制作実費や光熱費などの経費以外にも、技術を発揮させる道具(プロ仕様は高額でケアも大変なものが多い)や、それを支える体力、勉強なんかも原価と言えると思います。

つまり、プロの技術は”原価のある、時間”でもある。/引用元:どうしてプロに無償で仕事依頼しちゃダメなのか – 原価のある、時間 – What a strange world it is.

一方日本は「情」というものが人間関係に大きなウエートを持っている。それが日本の情感、風情さまざまなところに影響している。友人や親戚が困っていたら損得に関係なく助けてあげるという風潮がある。そのため「お金の話をするのはいやらしい」という雰囲気がどこかにある。/引用元:Kyojiの音楽ひとりごと: プロ、クリエーターに無償(ギャラなし)で仕事依頼する風潮について

日本人らしさと言えばそうだなと頷いてしまう。いろいろ思っても「情に流されてしまう」自分も去年まで本当にそうだった。

クリエーター、プロフェッショナルに何か仕事を頼もうと考える場合には日本的な「情」の要素、ナアナアの要素は絶対に持ち込まないで欲しい。ということだ。ボランテイア的な活動を一切否定するものではないが、それはあくまでクリエーター、プロの自主的な意思に基づいたものでなくてはならず、決して何等かの形での強要や本人の意思とは違う形でそれが行われてはならない。

アメリカ的な契約社会の全てがいいというつもりはないが、少なくともフリーランス、クリエーター、プロフェッショナルに仕事関係で接触する場合はビジネスはビジネスという形で徹底していただいた方がいい。/引用元:Kyojiの音楽ひとりごと: プロ、クリエーターに無償(ギャラなし)で仕事依頼する風潮について

賛同です。本当に仰る通り!

友達という鬼門

相手がプロであっても、お金を払わなくてもいい、むしろ払わないほうがお互いのためになる場合があります

それは依頼相手とお金のやりとり無しに繋がってる場合です。いわゆる、恋人や友だちのことで、橘玲(たちばなあきら)氏の言葉を借りると、お互いが「愛情空間」や「友情空間」の中にいる場合です。そして、友だちよりも広い関係を「政治空間」と呼び、お金のやりとりによる繋がりは「貨幣空間」といいます。/引用元:プロにタダで依頼してもいい(追記:ただしリスペクトは必要) – akiyan.com

賛同です。誰でもどんな時でもダメということではないですね。

ただ「友達」という言葉もやっかいですね。「僕ら友達でしょ」というスタンスで来る人も多いのですが、自分にとってFacebook友達=友達ではないんです。イベントで知り合っただけ、名刺交換しただけでFacebookの友達申請をしてきて、Facebookでしか繋がっていない(Facebookがなくなったら繋がりが切れるレベル)ような人は「友達」ではありません。

成果報酬は鬼門

僕も以前に「成果報酬」という都合のいい言葉を使って無償で提供してほしいと言ってきた人は舐めてんのかとぶった切りコメントを添えてお断りをしました。

例えば「カフェをオープンさせたい。でも店舗の内装をする予算がない。たまたまイベントで出会った内装業の人に成果報酬でやってもらえないかと頼む。」

ありえないでしょ。成果の意味が両者では全く違う。よほどカフェをオープンした後の売上が確証されていて(ありえないけど)正規の料金を取るよりもカフェの売上から%でもらった方が利益が高いと思ったら受けるかもしれませんが、まずありえないですよね。

訳の分からない場合は、その%も低い。結局は依頼側は自分の利益しか考えていない悪代官な訳です(本人はそう思っていないからタチが悪い)。

成果報酬は本当に鬼門です。サービスを提供した結果に対して報酬をもらうので、サービスを提供すること自体でもらう報酬よりも割が良くないとやっていられません。

自分は成果報酬での仕事は異例なくお断りしてます。

お互いに合意があれば問題ない

僕もすべての無償提供がダメだとは思っていません。「本当は支払いたいんだけど予算が無くて困っている。なんとかお願いできないだろうか」と相談されて、こちらも快く無償で提供することができるのであれば、全然問題ない。

僕個人の意見では、「別にいいんじゃない?」というのが結論なのですが、どんなときによくなるのか、というのを箇条書きにしてみます。

1、動機や目的が素晴らしい
2、依頼者と僕の関係が深い、または魅了されている
3、隠し事をしない
3つしかないですね。/引用元:プロに無償で仕事を依頼してもいい場合 | 高橋文樹.com

無償でもやる価値がある場合も多々ある

無名だったクリエイターが、無償でやった仕事が評判になって一気に有名に…っていうのはぜんぜんめずらしい話じゃない。というかそういう風にしかクリエイターが這い上がって行く方法はないんじゃないだろうか。/引用元:別にプロに無償で仕事を頼んでもいいけど、当たり前にやってくれるとは思わないでねって話 | Sakihaya.com | 杉山早のブログ

実績作りや経験値を養う為に、金銭に関係なく仕事をする必要もある。本当は無料ではなくいくらかでももらうべきだけど。無料提供はお互いに良くない。いい結果が出しづらいというのが個人的なところ。

でもフリーランスに実績は必須なので最初は仕方ないですね。

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この記事を書いた人

遠藤 聡
中小企業のWEB担当者&ソーシャルメディア担当者としてWEBサイトの管理運用から企業ブログ、Facebookページ、Twitter、YouTubeチャンネルの管理運用(企画&実施)を行なっております。 具体的なサービス内容はサービス詳細ページをご覧ください。

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