引き続き「F8」で発表された内容を見ていきましょう。WEBマスターの手帳でも何度か取り上げている「Facebookライブ」も新たな発表がありました。
つい先日「Facebookのライブ配信が進化してグループやイベントでのライブ配信ができるようになる! | WEBマスターの手帳」を公開しましたが、「F8」ではFacebookライブのAPIを公開するとの発表がありました。
FacebookライブのAPIを公開
今まで、FacebookライブはiPhoneなどスマートフォンからの配信だけでした。しかしAPIが公開されたことにより、ライブ配信ソフトなどもFacebookライブに対応することができるようになりました。
今後はUstreamやYouTubeライブのようなライブ配信がFacebookライブでも見ることが増えそうですね。
ドローンの映像もFacebookライブで配信できるようになりそうです。
参考:Introducing the Facebook Live API | Facebook Media
ちなみにWEBマスターの手帳でもFacebookライブ(iPhoneで配信)を始めました。
Wirecast6もFacebookライブに対応
YouTubeライブやUstream配信ができる「Wirecast」もFacebookライブに対応したようです。
Live Webcasting Software | Telestream Wirecast | Upgrade
Facebook上の動画コンテンツ管理がパワーアップ
Facebookページで投稿した動画コンテンツの管理や分析もパワーアップしましたね。
特に動画の再生時間やユニークビューワー数などは見やすくなりました。もちろんFacebookライブのデータも見ることができます。
複数の投稿でも1つのインサイトで見れる
1つの動画を複数のFacebookページや異なる投稿で使った場合でも1つのインサイトで見れるようになったようです。
Facebookでの動画コンテンツの著作権保護機能「Rights Manager」
Rights Managerに登録すると、自分たちが投稿した(著作権を持っている)動画が第3者に流用された際に「疑いのある動画」として教えてくれるそうです。
Rights Managerで、自分たちの動画の著作権保護をするには、Rights Managerから「Apply Now」をクリックして、申請を送る必要があります。
名前や住所、所属などと共に権利者名、電子署名を記入して送信しましょう。
360度動画も強力プッシュ!360度撮影可能な3Dカメラを開発
「Facebook Surround 360」という360度撮影可能な3Dカメラを開発したとの発表もありました。
Facebookはすでに360度動画に対応していましたが、3Dカメラの開発により、より360度動画が普及しそうです。
このカメラのデザインと動画をつなげるスティッチングの開発コードを GitHubで公開することにより、だれもがカメラの開発、利用、改良、配信を可能にし、3D-360エコシステムの成長につながることを願っています。
引用元:「F8」2016 メディア媒体社・コンテンツクリエイター向け発表 | Facebookニュースルーム
世界をつなげる技術|開発者カンファレンス「F8」2016:1日目発表内容まとめ | Facebookニュースルーム
開発者カンファレンス「F8」 2016:2日目発表内容まとめ | Facebookニュースルーム