相互リンクを貼り合うグループは止めなさい
SEOを正しくしている人なら、「グループを作ってお互いにリンクを貼り合おう」という話を聞いた時点でそこから距離を置くでしょう。
当然、「サテライトサイトを作って、そこから御社のWEBサイトへリンクを貼ります。」なんてブラック営業に引っかかることも無いでしょう。
残念なことに未だ「お金を払っていなければいいんだろう」と何も分かっていない方々が「みんなで協力し合ってリンクを貼り合おう」ということをしているようです。
もしあなたがこのようなグループに参加しており、大量の被リンクを受けている、自分のWEBサイトにもリンクを貼っているのなら今すぐ、この記事を読むのを止めて、そのリンクグループから抜けてください。(この記事は後からでも読めます)
リンクネットワーク?リンクファーム?
名前の通りです。ネットワーク(グループ)に属するWEBサイト同士で相互リンクを貼り合うWEBサイト群です。(ファーム:農場)
そのネットワークに属すると大量の被リンクを得る代わりに自サイトからも大量のリンクを提供することになります。
多少、SEOに明るいと(リンクネットワークなんかやってる時点で明るくはないんですが)リンクを貼る文言も決めて(キーワードを含めた文言)いる場合もあります。
図はリンクが1人にしか向いていませんが、これがリンクネットワークに属する全てのWEBサイトに対して行われています。
※SEO会社なのでは「顧客サイトへのリンクを貼るためだけのWEBサイト」を作り、リンク提供できるようにしているところもあります。こういった会社はそんなに遠くない将来で消えていくでしょう。
被リンクは「どこからリンクされているか」も非常に重要です。リンクネットワークに属しているWEBサイトはスパムサイトと判断される可能性が非常に高いです。(訪問者にとって必要の無いリンクを貼りまくっているのだから当然です)
仮にスパム判定を受けたWEBサイトからリンクを貼られていたら最悪です。こちらまで被害を被ってしまうかもしれません。
Googleを甘く見ない方が良い
Googleの社員は世界中から頭の良い人たちが集まっています。「私達が考えるズル」なんてお見通しでしょう。幼稚園児が考える引っ掛け問題みたいなものです。
実際に世界中でリンクネットワークに制裁がくだされています。リンクが無効化され、インデックスから外されています。
被リンクは悪ではない
これはセミナーや動画などでもお伝えしていますが、被リンク=悪ではありません。
悪なのは「人工的に作られた被リンク(やらせリンク)」です。今回のリンクファーム、リンクネットワークは人工的に被リンクを作っていますよね。だから悪なのです。
まずガイドラインを読みましょう
他のサイトから自分のサイトへの高品質で関連性の高いリンクを作成してもらう最善の方法は、インターネット コミュニティで自然に人気を獲得する、関連性の高い独自のコンテンツを作成することです。良質なコンテンツを作成すると、それが利益につながります。リンクは編集者による人気投票のようなもので、役立つコンテンツの数が多いほど、誰かがそのコンテンツが自分のサイトのユーザーにとって役立つことに気付き、リンクを作成してもらえる可能性が高くなります。/引用:リンク プログラム – ウェブマスター ツール ヘルプ