Mediumでは文章力が問われる
Mediumは装飾がほとんど出来ない。アメブロやwordpressなどで文字の色を変えたり、大きさを変えたりすることに慣れている人には不評を得るかもしれない。まさにシンプル。
記事を書く時に選べる項目は太文字、斜傾文字、h1、h2、引用、リンクのみ
CSSをカスタマイズすることもできない。
それは、長くて論理的で、利用をシンプルにするために可能なかぎり簡素なかたちで掲載されるコンテンツだ。要するに、Twitterの衝動的なつぶやきとは正反対の性質をもっている。/Medium:Twitterの共同創業者によるアンチTwitter « WIRED.jp
装飾に重きを置いていない。何よりも重きを置いているのは「文章(テキスト)」。
装飾等でごまかさずに文章で勝負をしろ。それこそ本当の「良質で価値あるコンテンツ」なんだと自分は勝手に受け取りました。自分の「装飾よりも中身だ!」という価値観とのシンクロ率がハンパない。
WEBマスターの手帳アカウントでMediumで数記事書いていましたが、遠藤 聡の個人的な主張(偏りとエゴと非社会性に満ちた)を前面に出したブログを始めるにあたり、今まで使ったことが一般的ではないブログプラットフォームを使おうと思いMediumを選びました。
※WEBマスター手帳のTwitterアカウントでの利用は止めて、個人のTwitterアカウントで新規にブログを始めました。
BloggerとTwitterを世に出したエヴァン・ウィリアムス
Mediumを立ち上げたのはBlogger(Googleが買収)とTwitterの共同創業者であるエヴァン・ウィリアムス。
BloggerとTwitterを作っただけあり、その価値観は素晴らしい。
Mediumの理念に共感した
Mediumは日本ではあまり広まっていない。情報も少ない。だからこそどんなブログプラットフォームなのかを、ちょっとググっただけで心を掴まれた。
記事コンテンツにおいて文章以外、つまりシェアやバズルことは重要ではない。記事コンテンツは「日記」ではない。(日付表示がない)など全てにおいて爽快。
文章を書く(国語表現)という根本に立ち返らさせてくれる。
Evan Williams氏は、「Mediumは、人々がアイデアや140文字より長い物語を、ただ友人のためだけにではなく、インターネット上で共有するための新しい場所だ。あなたの一日をより良くするような小さな話や、世界を変えるマニフェストのために設計されている。プロのジャーナリストからアマチュアの料理人に至るまで、あらゆる人に使われている。シンプルで美しく、コラボレーションが可能で、あなたが言わなければならない考えのために適切な聴衆を見つけられるように助けることができる」と紹介している。/良質ブログのための新プラットフォーム「Medium」が一般公開 -INTERNET Watch
ウィリアムズは、変化の瞬間の到来を確信している。「わたしたちは、興味深いストーリーやアイデアを発表するのがより簡単になり、それらを読んだり共有したりすることのできるネットワークを組織しようとしています」/Medium:Twitterの共同創業者によるアンチTwitter « WIRED.jp
ウィリアムズは、いかなる代価を払ってもコンテンツの質を大事にしたいと主張している。そのことが読者を失うことになってもだ。「ビジネスを成立させるために、ニュースサイトは読者を驚かせることでPVを稼ごうとしていて、編集の質については気にしていません。テクノロジーについて論じているブログの状況は悲惨です。彼らはあまり面白くない事柄を誇張することによって、表層的で無価値な文化をつくり出しています」/Medium:Twitterの共同創業者によるアンチTwitter « WIRED.jp
Mediumの気に入っている所
レイアウトも文章重視
徹底的に文章(テキスト)を重視したレイアウトになっているため、サイドバーはない。
関連記事や著者の詳しい情報も記事の下にある。
書くのが楽
シンプル(文章を書くだけ)なので記事を作るのも楽です。いちいちプレビューをみて確認する必要もない。ソースコードをいじることもない。
段落ごとにコメントを入れることが出来る
これまかなり魅力的。ブログの書き手と読者とのコミュニケーションが取り易い。読者の人も「記事のここの部分が共感した」ということの方がシチュエーションとして多いはず。
国語表現という根底にこだわることの爽快感
とにかくシンプルに「文章(テキスト)」のみで勝負をするブログプラットフォームであることが、本当に心地いい。
装飾がどうの、サイドバーがどうの、広告がどうの、導線がどうの、シェアがどうのという余計なもの(本質的に必要のないもの)が削ぎ落とされている。
国語力、文章力、文章表現力で価値を生み出せ!