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普通では生き残れない!変態になれ!ただのWEBクリエイターでは食えない時代をサバイブする!

ただのWEBクリエイターでは食えない時代にどう生き残るのか?

これまでと同じことをしていたのでは生き残れない時代になりましたね。現状維持とは衰退であり、ただ継続しているのでは不十分で、それを甘くみていると気がついたら、崖から落ちていたなんてことになってしまう時代。

私は、なんとか素晴らしいクライアントに恵まれたことで、ギリギリ生き延びていますが、どうして、こうしてWeb担当者という仕事を選んだのか、そして生き延びれているのかを共有したいと思います。

WEB制作では食べていけないと判断した日

2011年。会社員を辞めてWEB制作の勉強に没頭した年です。WEB制作の学校に2つ通い多くを学びました。

多くを学び、知っていくなかで「その後の自分」を検討し始め「WEBクリエイター」では食べていくことの可能性を模索していました。

最終的に「食べていけない」という判断にいたった理由を簡単にまとめてみます。

①自分のやりたいことではなかった

そもそもWEB業界を目指した理由が「ホームページ制作会社への疑問」から出発している自分には制作者になることを求めてはいませんでした。

WEB担当者としてWEBの舞台に上がるために必要最低限の知識は必要であるという意識のもと「WEBクリエイター」の知識とスキルを身につけたかったのです。

自分のWEBサイトを創っているのは面白いし楽しいのですが、他人のサイトづくりとなると正直モチベーションが上がりませんでした。(今は身内のこの人のためならと限定的にしか作っていません)

②WEB制作者になれるほど突抜けていなかった

SEOだけはオタク的にハマっていましたが、SEOはWEBマーケティングの手法であって、ホームページ制作とは違います。

ホームページ制作に必要なコーディングやWEBデザインなどは普通の人より少し出来る程度。WEBデザインにいたっては完全に弱点ですし、「外身より中身だ!」と当時からコンテンツ重視の偏りを持っていたので、側を作ることへの情熱を持てませんでした。

③未来に光が見えなかった

WEBというのは世界共通言語的な部分が強いと思っています。コーディングも国が違うと書き方が変わるものではありません。WEBデザインにいたっては海外の方がクリエイティブです。もちろん日本人好みや日本文化を意識できているかどうかはありますが、そんなのは柔軟性のある海外の人ならすぐに適応できるでしょう。

何が言いたいかというと、WEBクリエイトの世界は間違いなく国内だけでなく世界規模で競争に勝っていかなければならない。「WEBサイトをつくる仕事」が海外に仕事を奪われた職種と同じで危ういと考えています。

アジア圏の人に日本のホームページ制作を依頼できないかというとそんなことはありません。コーディングやWEBデザイン等で日本人が作らなければ行けない理由がないのです。

1ヶ月3万円でWEBクリエイターを雇えるのに1ヶ月30万円のWEBクリエイターを雇いますか?

アジア圏や南米のクリエイターに仕事を依頼すれば日本人に依頼するよりも安く済んでしまうのです。

日本語は武器にならない

日本人の武器として「日本語を話せる(ネイティブ)」ことは、WEB制作では武器にならないと考えています。なぜなら日本語教師として海外の人に日本語を教えていた自分からするとアジア圏でも南米でも日本語を使える人は多いです。

自分よりもIQが高く、日本語も話せて、WEB制作に関して問題ない海外の人と勝負をして勝てる見込みを全く見いだせなかったのです。

独自性があれば食えるのか?

「自分で自分をDisる」ようなことを言いますが、独自性だとか差別化だとかストーリーだとかでWEBクリエイターが食えるというのも幻想だと思っています。

ぶっちゃけた話、中小企業レベルでも、WEBサイト制作を依頼する場合、制作者の人の過去だとか他との違いだとかどうでもいいんです。(個人事業や零細企業は別かもしれません)

こちらが望むものができるのかできないのかが重要でなんです。そして予算内でどれだけクオリティの高いものを作ってくれるのかが重要なのです。

選ばれるか如何かはプレゼン(提案内容)次第です。

大衆化したモノでは制作者は気にされません。例えばあなたが、いま使っているPCを開発した人や組み立てた人の名前をご存知ですか?そのPCを買う時に開発者の想いやストーリーまで気にして買いましたか?それよりも自分が求めている機能があるのか?使えるか使えないかで選んだのではありませんか?

それでも生き残るには出過ぎる杭になるしかない

マーケティングで食えるようにはならない。でも生き残るにはマーケティングするしかないんです。

それもただ強みを出すだけでも足りず、差別化するだけでも足りず、あなたの提供する商品(制作物)において他が絶対に真似できない、選ぶ人があなたしか選択肢がないレベルでの「違い」が無ければ生き残れないのです。

自分にはそこまでの強みや差を見いだすほどの情熱がありませんでした。

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海外から仕事を得たり、海外のクリエイターに依頼したりするための様々なアウトソーシングサイト/そして僕らの未来 | バンクーバーのうぇぶ屋

記事から少しだけ引用させて頂きます。

誰でも出来る事は、人件費の安い諸外国に取られる未来が待ってる可能性が高いのであれば、動くなら今しか無いと僕はやっぱり思います。by海外から仕事を得たり、海外のクリエイターに依頼したりするための様々なアウトソーシングサイト/そして僕らの未来 | バンクーバーのうぇぶ屋

探せばすぐ見つかるレベルのスキルや技術を持っているってだけじゃダメだとも思っています。コミュ力かもしれない、人脈かもしれない、昔の経験かもしれない、何かしらの理由を付けて自分のブランドを作っていくしかないというのが、僕のような高卒ダメ夫を海外WEB屋にした心得になっていると思ったりするようなしないような。by海外から仕事を得たり、海外のクリエイターに依頼したりするための様々なアウトソーシングサイト/そして僕らの未来 | バンクーバーのうぇぶ屋