Google検索のモバイル検索のアップデート以降、WEBサイトの流入元として「モバイル」の割合が増えたというところも多いかもしれません。
WEBコンテンツを受け取るデバイスで「モバイルの割合」が多くなってきたわけですが、ブログ記事もモバイルで読まれるシチュエーションをイメージすると「どれぐらいの文字数がいいんだろう」ということで、「スキマ時間」と呼ばれる2〜3分で読める文字数を推測してみました。
日本人の1分間に読める文字数の平均は400~600字(らしい)
文字を読む速度を測れる「読書速度測定」によると、日本人の1分間の平均読書速度は400〜600字だそうです。
モバイルで読む場合では「読み飛ばし」をしている場合も多いと思うので、数値が変わりそうですが、ひとまず、1分間で400〜600字とします。
モバイルでソーシャルメディアやWEBサイトを見ている時間はどれくらい?
モバイルでWEBを見ている時ってどんな時でしょう。総務省の「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によるとスマートフォンのネット利用項目別の平均利用時間(平日)で「ブログやウェブサイトを見る・書く」は20代で21.6分、30代で18.4分、40代で8.3分となっています。
「ソーシャルを見る・書く」では20代46.7分、30代で19.3分、40代で12.9分となっています。
1日で60分もモバイルを使ってWEBを閲覧していないわけです。そのうちの何分を記事を読むことに費やしているのか。母数となる総分数が60分もないので、そこで競合から自社のブログを選んでもらって読んでもらわなければいけないわけですね。
どこでモバイルを使っているのかな?
次に「どこで」を見てみます。「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、ダントツで多いのは「自宅」です。ついで「移動中」、30代以上は「職場」となっています。
ただ、何を見ているかには「動画を見る」「メールを見る」「オンラインゲーム」なども含まれています。
移動時間に読んでもらいやすい文字数は?
移動時間にオンラインゲームをしている方や動画を見ている方も多いとは思いますし、ブログへのアクセス数の多い時間帯が夜であることも多いので「移動時間」に絞るのは危険かもしれませんが、本堀りすると1投稿で済まなくなるので、妥協します。
ただ今回は「スキマ時間」を意識したいので、移動中としてもあながち間違いではないとも思います。
東京近郊の場合の駅間の所要時間は2分程度かと思います(急行や路線うんぬんという粗探しは無視します)。かならず電車では1駅は移動するので、1駅移動で読める文字数を考えてみます。
1駅移動の2分間で読める文字数と考えると「600字×2分」で1,200字というところですね。1200字と聞くと何となく、WEBで読まれる文字数と肌感覚ではあっているように思います。
文字数は内容に左右されるはず
ただ、ブログの最適な文字数は「内容」によって変わるはずです。読んでいる人が腹落ちして満足する内容であれば500字であろうが、2000字であろうが関係ないのではないでしょうか?
ちなみにこの行で約1200字です。
もちろん一定の文字数はSEOを意識したコンテンツとしては必要だと思いますが、何よりも大事なのは「内容」ですね。
おまけ:あなたの読書速度を測ってみよう!
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ちなみに自分の読書速度は↓でした!