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「YouTubeがSEOに強い」は本当か?フレーズに対する違和感。

YouTube関連書籍やYouTubeを活用しようと言っているコンサルタント、WEBマーケターの中で少なからず「疑問」を持たずにはいられない時があります。

それが「YouTubeはSEOに強い」というフレーズです。実は以前に「やっぱり間違っているな」と、突発的にGoogleハングアウトオンエアをしたこともあるのですが、改めて自分の考えを書き残しておこうと思います。

Google検索をしている人の役にたつ有益な動画を作り、それがGoogle検索でも上位表示をすることで、認知が広まったり、WEBサイトへの導線となって、WEB施策の目的を果たし、会社の事業に貢献するのは素晴らしいことだと思います。

ただし、「YouTubeに動画をアップロードすればGoogle検索で上位表示するよ」というフレーズに「言葉足らず」であることを強く感じているので、問題提起として書いています。



YouTubeがSEOに強い?

確かにGoogleはGoogle検索において「YouTubeの動画を上位に表示させている」「優遇している」に異論はありません。YouTubeとVimeoだけを比べても、Google検索に表示されやすい動画共有プラットホームはYouTubeだと思います。

ただ「YouTubeはSEOに強い」という主張は、認識というか思考が「古い」というか「スパム思考」ように思えて仕方ない。うまく文章にできないのが歯がゆく、申し訳ないのです。

YouTubeの動画を貼るとSEO?

YouTubeで公開した動画をWEBページに貼り付けると、貼り付けていないのと比べて上位表示しやすいということのなのですが、本当にそんなことありえるのでしょうか?

動画が貼り付けられていることで、動画視聴に伴ってWEBページの滞在時間が長くなるからという話も耳にしたことがあります。確かに滞在時間が長くなることでGoogleからの評価がよくなるかもしれません。

でもGoogleがWEBサイトを評価する時の項目は200〜300以上ありますよね。その中で「滞在時間」という項目がどれほどの影響力を持っているのかは疑問です。

またGoogleが「おっ。このWEBページは動画が貼ってあるからいいね!評価を上げよう」なんて安易な判断をすることはありえないでしょう。根本的に大事なことが抜けてますよね。

YouTube内の検索でも「動画の再生時間」や「評価」など多くの項目による、YouTube独自の動画の評価アルゴリズムがあって「動画の評価」をしているわけですから、動画=高評価を得られると考えるのは、浅はかですね。

YouTubeからのリンクがSEO?

YouTubeには動画の説明欄やアノテーション、カードなどでYouTube以外のWEBページなどにリンクを貼ることができます。

さすがにYouTubeがSEOに強いと仰っている方で「YouTubeからのリンクはnofollowタグが使われている」ことを知らない方はいらっしゃらないようですが、それでも被リンクとして効果があるというのは、かなり無理があるのではないかな。

nofollowについて参考:特定のリンクに対して rel="nofollow" を使用する – ウェブマスター ツール ヘルプ

nofollowタグでGooglebotが辿らなくても、「人の流入はあるからSEOに関係なく意味がある」ということならまだ理解できるんですけどね。

YouTubeの動画が全て検索に表示はされないよね?

いくらYouTubeにアップした動画が上位表示しやすいといっても、すべての動画が上位表示することはないですよね。Google検索結果が動画で埋まることはありえないでしょう。(「動画フィルター」を使って動画だけを探せば別ですが)

僕はアメブロと同じかなと考えています。Google検索では1つのドメイン(URL)から検索結果に表示されるページ数は数が制限されていますよね?アメブロでGoogle検索に上位表示されるにはアメブロ内の他のページよりも評価されなければいけないわけです。

同じくGoogle検索結果で上位表示するYouTubeからの動画の数にも制限があります。ということは、YouTube内にアップした他の動画よりも評価が高くなければ、Google検索にも表示されないということですね。

検索上位に表示だけすればいいのか?

自分たちが検索上位に表示されればOKというのは乱暴というか浅いというか。それなりにWEBサイトを運営している方ならわかると思うのですが、上位表示した=WEBマーケティングの成功ではありません。

上位表示をしてもWEBサイトの目的が果たせていなければ失敗ですし、上位表示をしても会社の売り上げがUPするとは限りませんよね。逆に上位表示をしていなくても売り上げがUPしている会社なんて沢山ありますよね。(そもそもWEBがなくても問題ない会社も沢山ある)

ただ単に「露出だけすればいいのだ」と考えている方は、だからこそSEOでうまくいっていないんじゃないかなと思います。

SEOってなんだっけ?

そもそもSEOってなんですか?「検索エンジン最適化」でしたよね。確かに「検索エンジンに対してコンテンツを動画で作ることで最適化している」と言えば、場合によっては間違っていないと思います。

ただ今のSEOで大事なことは「良質なコンテンツ」であることですよね。(じゃあ「良質ってなんだ?」って話になると、さらに長くなるので割愛!)

YouTubeで動画を公開すればGoogle検索で上位表示するよ!というのは、「大量にサテライトサイトを作って、ページ(カスのようなページであったとしても)を量産して自社サイトへ被リンクを貼れば上位表示するよ」と言っているのと変わらない気がするんです。

大事なことを忘れているというか、大事な説明が抜けているというか。

自分も自分が公開している動画がGoogle検索で上位表示されて、ブログへの流入にもつながっているので「YouTubeで上位表示しよう」と言いたくなるのも、わからなくはないです。でも動画でないと上位表示できないというのもどうなんでしょうか?動画コンテンツにおいては競合がまだ少ないというのなら、ありえるかもしれませんが…

あとはGoogle検索で上位表示しているのか、YouTube内の検索で上位表示しているのかも、ちゃんと把握しておきべきですね。

↓動画を貼ったらから、この記事も上位表示するのかな?それにしてもハングアウトの時は、自分でも何言ってんだかよくわらない。 笑

WEB活用で広告代理店に依頼していたり、数百万円規模で予算を置いてある企業であれば「何言ってんだ?」と思われるかもしれません。「そこじゃないだろう。」という声が聞こえてきそうです。

SEOの専門家の方と、このテーマで話をしてみたいなー。

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この記事を書いた人

遠藤 聡
中小企業のWEB担当者&ソーシャルメディア担当者としてWEBサイトの管理運用から企業ブログ、Facebookページ、Twitter、YouTubeチャンネルの管理運用(企画&実施)を行なっております。 具体的なサービス内容はサービス詳細ページをご覧ください。

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