WEBサイトを訪問した時に「イラッ」とする時ってありますよね。訪問者のことを考えているWEBサイトならば「ありえない」と思うこともあります。
今回は「イラっとする瞬間」を選び出してみました。WEBサイト運営側としては反面教師として自社サイトが同じようにならないようにしたいものです。
広告画面をスキップしないとページに行けない
Google検索から訪問したWEBページに行く前に「広告ページ」が表示されて、そのページを経由しないと目的のWEBページやコラムに辿り着けないタイプです。
家電量販店で各フロア内を歩かないと上の階へ上がるエスカレーターに辿り着けないのと似てますね。家電量販店ではイライラしないのですが、WEB上となるとイラッとしてしまいます。
ポップアップで広告が表示される
広告ページを経由するまでは行きませんが、WEBページ上にポップアップで広告が表示されてWEBページを閲覧するのに邪魔なタイプです。
海外のWEBサイトのほうが出くわす頻度が高い気がしますが、いちいち広告表示を消さないといけないので、とてもうっとおしい。
クリックする数が増えれば増えるほど「離脱」しやすいのに、それよりも広告を見せる方を優先できるのは、ある意味凄いです。
音楽、動画が流れる
WEBサイトを開くだけでBGMや動画が再生されるタイプです。昔に比べたら数が減りましたが、それでもまだ存在していますね。
たちが悪いと「どこで再生されているのか」「どうやって止めるのか」がわからないこともあります。そうなると解決策は「そのWEBサイトを閉じる」です。もったいないですね。
次の「動画が再生される」のも同じですが、WEBサイトに訪問している人の環境まで配慮ができていないのでしょう。
フルFlashで動作が終わるのを待たなければいけない
未だにフルFlashで作られているWEBサイトがありますが、その中でも訪問したら「Flash」が動き出して画面の動きが一通り終わらないとWEBサイトのTOPページすら表示されないようなタイプです。
WEBサイトに訪問して3秒で判断されると言われるほどなのにダラダラと映像を流すようにWEBサイトに動作を持たせても、離脱は促すだけです。
1つ前のページへ戻れない
これはWEBサイトの構成の問題ですが、1つ前のWEBページに戻りたいと思っても戻れないタイプです。
申込みフォームやログイン管理されているのならまだしも、1つ前のWEBページに戻るのに、いちいちTOPページに戻らないと行けないのでは、すごろくゲームで振出しに戻される級にやる気を削がれます。
投稿が完結してない
個人事業の方が運営している紛い物ビジネスブログでよく見かけるタイプです。
「◯◯の方法」や「◯◯の秘訣」「◯◯のコツ」など、タイトルで「こんなことが書いてあるよ」と提示しておきながら、いざ訪問してみるとダラダラとどうでも良いことが書かれていて、最終的にタイトルにあった「『◯◯の方法』はメルマガで公開しています」などという詐欺WEBページ。
WEB上で多少の「盛り」は線引きが難しいグレーゾーンですが、「カレーの作り方」というタイトルでカレーの作り方を知りたくて訪問しているのに「なぜカレーを作っているか」などという投稿者の個人的な話をされて、実際の作り方はメルマガでって騙し討ちもはなはだしいですよね。
説明不足や言葉が難しくて自分には役に立たなかった、解説が長くなるから分割しているということならまだしも、答えがあるよと言っておきながら「答え」を提示していないタイプはイラッとするどころか腹が立ちます。
導線に障壁を作らない
可能な限りで訪問者の人が目的の情報(WEBページ)へスムーズに辿り着けることは大事ですね。そこに訪問者の人にとって必要のない(求めていない)動作を強いたり、騙すようなWEBサイトはよくないですね。
他人のWEBサイトから学んで自社のWEBサイトを向上させていきたいものです。もし他にも「こんな時にもイラッとする」があれば、ぜひコメントに書き込んでください。