今回は少し自分のことについて書こうと思います。ザ・ブログです!かなり長くなりますので「お前になんか興味ない!」という方にはお勧め致しません。本当に長文です。
スタートは営業兼WEB担当者
僕がWEBと関わりだしたルーツですが、mixiとブログでWEBに惚れたのが始まりです。(というか只の新し物好き)
留学中に日本に居る友人に生きていることを知らせる為にブログを始めました。当時はJUGEMを使っていましたが、2009年ごろからjimdoを使ってブログを運営していました。mixiは友人に誘われて2004年末から使っていました。(留学前に友人に勧めたら怪しがられて、ほとんどアカウントを作らなかったのに1年後に帰国したら大学のPCルームがmixiの画面で埋まっていたのは笑えました)
参加者14,000人のmixiコミュニティを運営して思うこと | WEBマスターの手帳
仕事としての始まり
そんな自分が勤めた会社のホームページが10年以上放置されていたのがWEBに仕事として関わり始めたキッカケです。あまりにもったいないと思って、直談判でWEB担当者になり、会社の近所のPC教室が作ったオリジナルのCMSが使われていたので、その仕組みを理解する為にPC教室に話を聞きに行ったりしました。今から考えてもCMSになっていないCMSでした。
「今まで出来る人間が社内にいなかった」と喜ばれつつ、「WEBで成果なんてでないだろう」「足で営業した方がいい」とチクチクと刺されながら、予算も付かないなかでWEBの活用に取組み始めました。良くも悪くも期待されていないので「なんでも好きにやれた」のはラッキーでした。
口で説明するよりも見せて納得してもらう
社内にWEBがわかっている人がいなく、WEBなんてと蔑んで考えている人に一生懸命口で説明してもラチが明かないので、とにかく成果を見せるしかありませんでした。
とはいえ、ド素人の只のWEB好き人間が右も左も分からずにWEB活用に取組み始めたので、専門用語なんて知らないし、マーケティングのマの字だって知りません。ホームページやWEB集客の本を呼んでもいまいちピンと来ない。セミナーに参加する時間だって当然ない!やれることは、ただただ脳みそに汗をかきまくったとしか言えません。
どうしたらホームページのアクセスが増えるのか?どうしたら依頼したいと思ってもらえるのか?どうしたら問合せをしてくれるのか?それしか考えていませんでした。そして思いつくことはとにかく実行しまくっていました。百貨店の催事の仕事は想像以上に体力が必要な上に、WEB関係は仕事の合間に取組んでいたので通勤の電車の終点で何度「お客さん終点ですよ」と起こされたことか。笑
「WEBは役に立たないよ」が嫌だった
WEBも担当しているんですよ。と話すと取引先の方々から「うちもホームページ作ったんだけど何にも起こらなくて、あれはダメだね」というセリフを聞く度に「もったいない」「誤解している」「運用が大事なのに」と思っていました。
そして、物だけを作っているWEB制作への不満を持つようになりました。WEB業界全てがそうだとは言いません。でもただ物を作ってその先がない、先を見せない会社に対する嫌悪感を持ったのです。うまい口車に乗せている印象を持ったのです。
WEB制作会社にもWEBマーケティング会社にも入らなかった
当時はTwitterとWEBサイトをメインに使っていました。主要キーワードでの上位表示も出来て問い合わせも順調に増え、取引先からも高評価を頂いたりして、社長も鼻高々だったのですが…東北の震災を機に会社が傾き・・・(会社の話は長くなるので割愛。あの時は祭り事が…)
WEBに関わる仕事に楽しさを感じ、自分に合っているのではないか、そして「作って終わりのやり方」への不満と共に会社を退職してWEBクリエイターとして独学を補う為に1年間学びまくりました。その後はWEB制作会社やWEBマーケティング会社への就職も考えたのですが、面接で「ホームページが役に立たないと言われていることをどう思われますか?」と噛みつく始末で、そっちに行ったら自分が間違った方へ行くような気さえしてフリーの道へと進みました。
そんな訳で僕にはWEB関連会社での経験がほとんどありません。業界内での一般的な仕事の進め方の経験も乏しいので、これまでご一緒させて頂いたWEB制作会社さんやWEBマーケティング会社さんには迷惑もかけていると思いますし、ストレスフルにさせてしまったこともあると思います。
それでも温かい目で見守ってくださって、いろいろと教えてくださった方々には心から感謝しています。ご恩は必ずお返し致します。
一般企業側の人間でありたい
どうしてフリーでいるのかの理由は「WEB専門でない会社の味方でいたい」からです。(うまく説明出来なくてすいません)WEB制作会社やWEBマーケティング会社、広告代理店に発注する側に居るWEBの専門家といえば伝わるでしょうか。
両者が対立しているわけではなりませんが、裁判の弁護士のようなポジションです。
他に例えるなら病院でしょうか。家の近所に町医者がいて、規模の大きな病院があって、その病院の中でも第一人者と呼ばれるような名医の方がいて、病気にもよりますが、まずは町医者や近所の病院に行きますよね。
自分は近所にある町医者のような存在。そしてセカンドオピニオンとして相談にのれる存在であれたらと思っています。規模の大きな組織に属すより、今の自分は町医者というのが居場所かなと思っています。
僕なんかよりもWEBマーケティングに精通し、経験も豊かな方は大勢いらっしゃいます。病院で例えるなら大病院の先生や第一人者と呼ばれ権威ある方々です。そこはいずれ行く場所だと思っています。
お誘いを断った責任がある
これまでに何度もこんな自分を社員や高待遇で誘って頂いた会社様、会社に属してしまうと自分がやりたい事ができなくなるのではないかと「自分で頑張れる所までやってみます。」そう言ってお話をお断りさせて頂いたことも何度かあります。なんて贅沢な!と言われる方もいらっしゃると思います。でも初心の「WEBリテラシーがない(or 低い)人もWEBを使ってHAPPYになれるようにしたい」という想いと「発注者側に寄り添う存在でありたい」という想いからお断りさせて頂きました。
僕は「断った」ことに対する責任もあると思っています。せっかくの好意を頂いておきながら、わがままを通した責任です。これは自分が目標としていることを達成する以外には果たせません。
まだまだ登山口
上を見上げたら山頂どころか山の裾野にある登山口を通ったばかりです。まだまだ上に登って行ける嬉しさもありますが、自分の思考が「満足」ということを知らないようで、常に「足りない感」を持って生きてます。もっともっとと知識中毒になっている感もあります。
そんな自分を信頼して頼ってきてくれる方には今出来る精一杯でお手伝いをさせて頂くことを心がけています。それでもまだまだ未熟なので至らない所ばかりです。すいません。
出会いに恵まれている
僕は本当に師や先輩に恵まれています。挙げ始めたらキリがなくなってしまうので割愛させて頂きますがWEB業界に限らず、人生の先輩、ビジネスの先輩にも大変お世話になっています。また未だに百貨店時代の取引先だった方や某カフェ店長だったときにお世話になった方に支えて頂いています。本当に感謝しております。こんな扱いづらい奴を良くして頂いて、本当に感謝です。
たまにどうしてそんなに可愛がってもらえるんだ?と聞かれることがありますが、これは祖父や家族に感謝です。大企業であっても、著名人であっても臆すことがほとんどありません。年上の先輩方にも臆することがないのは東京YMCAの野尻学荘のお陰もあります。
相手への尊敬を持って、必要以上に下手に出たりごまを擦ったりせず、人として「対等に接する」のが自分のコミュニケーションの基本になってます。そのお陰か先輩方に可愛がって頂けることが多いというのが自己分析の結果です。
まだまだ「諦めたり、これ以上出来ないと判断するには早い」と思っていますし、まだ何も成していないし、何者にもなれていません。だからこそ僕はまだWEB関連会社には属していないのです。
長くなった上に、何が言いたいのかもよくわからなくなってきたので、最後に動画を1つ。一番の目標でありやりたいことは「この国から抜け出すこと」これも諦めてないです。