今回は商品サービスの未来のお客様「見込み客」のリストを獲得するまでの流れをおさらいしてみましょう。
企業ブログの目的は「見込み顧客のリストを集めること」だけではありませんので、全ての企業ブログでリスト獲得をしなければならないということではありません。
企業ブログの役割
あなたのビジネスブログの目的はなんですか?ブランディング、信頼の獲得、見込み客の教育、顧客の教育などあると思います。
「集客のため」といっても「集客」という言葉自体が幅がありますよね。簡単に言ってしまえば「顧客化」するまでの一連の流れですね。
多くの場合ビジネスブログは「見込み客を集める」「集めた見込み客を教育する」部分を担うことになるでしょう。(商品やサービスによって異なります)
見込み客を獲得するまでの4ステップ
分かりやすいように見込み客の人を獲得するまでの流れを図にしてみました。この図に沿って見ていきましょう。
①ブログ記事
ここは見込み客(潜在顧客)の人にブログへ来てもらう段階です。見込み客となる人の役に立つ情報、ニーズに答える情報をブログ記事として提供しましょう。
有益な情報を提供することが重要です。この時にターゲットが明確になっていないと「ただの人集め」になってしまいアクセスの質が下がります。
SEOはこのステップを強化するために取組みます。
②行動喚起(Call to Action)
ブログ記事を読みに来てくれた人に対して、行動喚起をして次にとってほしい行動を促します。ここで記事への訪問者から見込み客(潜在顧客)であろう人を抽出します。
Call to Actionと呼ばれ、資料ダウンロードページやメール購読などの専用ページへ誘導します。
③専用ページ
資料ダウンロードページやメール購読、ステップメールへの登録などのフォームが設置されている専用ページです。
ランディングページ(LP)とも呼ばれますが、ランディングページとは本来は見込み客や顧客となる人が外部から最初にランディング(着地)するページのため、iBoundでは認識を混ぜないために「専用ページ(アクションページ)」としています。
Webサイトの訪問者が、外部からそのサイトにやってくる際、最初に開くことになるページ。特に、他サイトに広告を出稿する際、リンク先として指定する自サイト内のページのこと。/引用:ランディングページとは-IT用語辞典
このページで訪問者の人へ「行動」する動機付けや価値を伝えます。専用ページで価値が伝えられないと折角このステップまで進んでくれた人が行動せずに離脱してしまいます。
④行動
実際にフォームから申込み(行動)をしてもらう段階です。
フォームの入力項目は必要最低限に留めましょう。多すぎたり入力エラーなどが起きやすいと離脱しやすくなってしまいます。
この時にプライバシーポリシーへの同意を得ることを忘れてはいけません。ここで「今後、広告メールをお送りします」ということを伝えて、それに同意してもらわないと折角、見込み客の人のメールアドレスなどの情報を集めることができても、広告メールを送ることが出来なくなってしまいます。
参考記事:メルマガ運営で守らなければならない法律【インタビュー動画まとめ】
もちろん申込みをしてくれた人への「コンテンツ提供」もお忘れなく。ここで信頼を失わないように。
ちゃんとリスト化しよう
「④行動」まで進んでくれた人は、あなたが提供している商品やサービスに関心が高い人です。つまり良質な見込み客(潜在顧客)です。
見込み客であろう人の情報(名前やメールアドレス)が頂けてたのですから、リスト化しましょう。そして顧客になってもらえるように教育やアプローチなど次の段階へ進んでもらえるようにしましょう。
この後のステップについては別途お伝えします。