はじめてのWordPress入門講座【基礎知識・基本的な使い方・トラブル対応】

ブログで記事を公開したら自動でGoogleカレンダーに投稿履歴を残す方法【IFTTT】

ブログで記事を公開したら自動でGoogleカレンダーに投稿履歴を残す方法【IFTTT】

こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。今回は、オウンドメディアや企業ブログを運営している方向けです。

オウンドメディアや企業ブログで記事を投稿していると、いつ、どの記事を投稿(公開)したのかを記録していると思います。

私は、公開した記事を分析する用とは別に、Googleカレンダーで記録をとっています。

記録をとるのも、記事を公開するたびに、手動でGoogleカレンダーに書き込むのは手間です。なによりその作業時間はもったいないですよね。

というわけで、私は記事を公開したら、自動でGoogleカレンダーに、記事を公開した時間と記事名が書き込まれるようにしています。

Googleカレンダーであれば、関係者との共有もできますよね。

Googleカレンダーでパッと投稿履歴を確認する

Googleカレンダーでパッと投稿履歴を確認する

記事の公開履歴をGoogleカレンダーで残しておくと、いつ、どれくらい公開したのかを視覚的に、パッと見ることができます。6月は木・金曜日に全く公開してないですね…

Googleアナリティクスを見て、データに変化があったときに、どんな記事を公開したのかを確認することもできます。

Googleカレンダーでパッと投稿履歴を週単位で確認する

あとは、記事の投稿が少ないとカレンダーがスカスカで、投稿しなきゃとプレッシャーになります。逆に、投稿が多ければ、よく投稿したなと満足感を得ることができます。笑

記事を公開したら自動でGoogleカレンダーに記録する方法

「自動で」といえば「IFTTT(イフト)」です。ほんとうに便利ですよね。もちろん今回も「IFTTT」を使います。

というわけで「IFTTT」を使って、どのように自動化をするのか、IFTTで、どのように設定をしているかを、ご紹介します。

(1)Googleカレンダーで「新しいカレンダー」を作成する

まず最初はは、IFTTTではなく、Googleカレンダーで作業をします。Googleカレンダーでは、記録を書き込む用のカレンダーを作成します。

Googleカレンダーを開いて、左側のメニューから「他のカレンダー」>「他のカレンダーを追加」を選びます。

Googleカレンダーで新しいカレンダーを作成する

「他のカレンダー」で「新しいカレンダーを作成」を選びます。

新しいカレンダーを作成

カレンダーの作成画面が表示されるので、カレンダーの名前に任意の名前(例:記事 記録)を入力して「カレンダーを作成」をクリックします。

カレンダーの作成画面

(2)IFTTTでアプレットを作成する

Googleカレンダーで新しいカレンダーを作成したら、次はIFTTTです。

IFTTTを開いて、アプレット(○○をしたら▲▲をするという動作)で「記事が公開されたら、Googleカレンダーに書き込む」を作成します。まずは「this」をクリックします。

IFTTTで新しいアプレットを作る

「記事が公開されたら」の設定(トリガーの設定)をします。ここでは「RSS Feed」を利用します。左の「New feed item」を選択します。

feedを選択する

各々、自社ブログのRSS feed URLを入力してください。入力したら「Create trigger」をクリックしましょう。

feed urlを入力する

次は「that」をクリックして「Googleカレンダーに書き込む」の設定(アクションの設定)をしていきます。

アクションの設定をする

「Googleカレンダーに書き込む」なので、使うのは「Google Calendar」です。サービスの検索窓に「Google」と入れて検索すると、すぐに見つかります。

Google Calendarを使う

IFTTTとGoogleの連携をしていない場合は、連携画面が表示されるので、連携をしてください。

「Google Calendar」のうち、使うのは左側の「Quick add event」です。

Quick add event

「Quick add event」を選択すると、Googleカレンダーの選択と、なにを記入するかの設定画面が表示されます。

Googleカレンダーに入力する設定

「Which calendar?」は、連携をしているGoogleカレンダー内にある、カレンダーから選択する形になっています。先にカレンダーが作成されていないと、選べません。

先ほど、Googleカレンダーで、記録を書き込む用に新しく作成したカレンダーを選びましょう。

「Quick add text」は、Googleカレンダーに書き込む内容です。ここでのtextは、Googleカレンダーの予定タイトルに記載されます。

Googleカレンダーの予定タイトル

私はシンプルに「EntryTitle(記事タイトル)」と「EntryUrl(記事のURL)」のみにしています。

それぞれの入力が完了したら「Create action」をクリックします。これでIFTTTでの設定も完了です。

(3)あとは記事を公開するだけ

あとはオウンドメディアや企業ブログで記事を公開するだけです。

正しく設定ができていれば、記事を公開すると自動で、記事タイトルや記事URLなどが、Googleカレンダーに「予定」として追加されます。

あくまでも「予定」として追加されるので、予定の時間が、公開した時間から1時間として設定されます。

時間と労力をかけずに自動化できることは自動化する

今回は、あくまでも私のやり方を紹介しましたが、それぞれ、記録の仕方は色々あると思います。

ですが、記録をとる作業は、手作業で時間を費やさなくてもいいことです。限られた時間を、できる限り無駄なく使うためにも「自動化」できることは、どんどん自動化していきましょう!