長いURLをWEBサイトやソーシャルメディア、メールマガジンなどで、そのまま貼り付けると見栄えがよくない。そんなときに「短縮URL」を使って長ったらしいURLを短いURLへ変換している方は多いと思います。
短縮URLを作成するツールはいろいろとありますが、私が愛用しているのが「Google URL Shortener」です。
Google URL Shortenerはサービスが終了となりました。
短縮URLとは
Google URL Shortenerを紹介する前に「短縮URL」がよくわからないという方のために簡単に説明したいと思います。
例えば、WEBマスターの手帳では日本語URLを採用しています。日本語URLは表示が日本語というだけであって、実際のURLにすると英数字で構成されています。(下の図を参照)
日本語URLほどではなくとも、WEBサイトの構成上、URLが長くなってしまうことがあります。このようなときに短縮URLに変換すると、とてもコンパクトでスッキリと短いURLにすることができるわけです。
長いURLを簡単に短くするGoogle URL Shortener
それでは本題です。「Google URL Shortener」は、Googleが提供している短縮URLを作成するためのツールです。
短縮URLに変換したいURLをコピペしてワンクリックするだけで短縮URLに変換することができます。また過去に作成した短縮URLも残るので、なんども同じURLを短縮URLに変換する手間もかかりません。
Google URL Shortenerの使い方
Google URL Shortenerの使い方はとても簡単です。短縮URLにしたいURLを入力して「SHORTEN URL」をクリックするだけです。
すぐに短縮URLが作成されるので「DONE」をクリックして保存しましょう。このときに作成された短縮URLの右側にあるコピーマークをクリックすると短縮URLをコピーすることができます。
Google URL Shortenerの魅力はアナリティクス機能!
Google URL Shortenerと他の短縮URL作成ツールとの決定的な違いは「アナリティクス機能」の有無です。
Google URL Shortenerには「アナリティクス機能」が備わなっているので、作成した短縮URLのクリック数やクリックの分析(クリックされた場所や環境など)することができます。
各短縮URLの右側にクリック数が表示されるのですが、右横の詳細マークをクリックすると「Analytcs Data」を選択することができます。(クリック数をクリックしても見れます)
Google URL Shortenerのアナリティクスでは、クリック数を時間軸グラフで見れたり、リファラー(クリックされた場所)、ブラウザ(ChromeやIEなど)などを見ることが出来ます。
他にも地域やデバイス(Platforms)を見ることも出来ます。
どれだけクリックされたのかという「クリック数」だけでもわかるのは便利なのですが、クリックされたのがWEBサイトなのか、Facebookなのか、クリックされたときの環境(デバイスやブラウザ)までわかるのは、とても便利ですし、様々な使い方ができますね。
クリック数を計測するのにもオススメ
私はGoogle URL Shortenerを長いURLを短くするのにも使っていますが、多くはクリック数を計測するのに使っています。
ソーシャルメディアで投稿に使うURLを計測するのに、URLにパラメータを加えてGoogleアナリティクスでクリック数を計測することもできますが、参照元で探しに行くのがめんどくさいので、ほとんどやっていません。
またクライアントのなかにはメールマガジンをテキストメールで送っている会社もあります。HTMLメールと違ってテキストメールではクリック数を計測することができません。でもGoogle URL ShortenerのURLならば計測することができます。
このように普通にやったらクリック数を計測できないけれど、Google URL Shortenerで作った短縮URLを使えば計測ができるような場合に愛用しています。
もし、特定のURLでクリック数が知りたいなと思っていた方はGoogle URL Shortenerを使ってみてはいかがでしょうか。