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YouTubeの動画に「チャプター」表示が登場!動画の見飛ばしに最適で視聴体験が向上!

YouTubeの動画に「チャプター」表示が登場!動画の見飛ばしに最適で視聴体験が向上!

こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。YouTubeに新しい機能が登場しました。

YouTubeでは、以前から概要欄やコメント欄で「1:25」と秒数を書くと、動画内のその秒数に飛べる「タイムスタンプ」がありました。

これまでWEBマスターの手帳でも、タイムスタンプについては紹介をしてきました。このタイムスタンプが進化をしました!

動画のチャプターを表示できる「チャプター機能」

補足

※動画の埋め込みではチャプターが表示されないようなので、実際のチャプター表示を見たい方は「動画に目次を表示できる!YouTubeのチャプター機能! – YouTube」を開いて、見てください。

YouTubeで動画を視聴していると、動画の下に「視聴箇所のバー(シークバー)」が表示されます。このバーにチャプター(章)を表示できるようになりました。

1つの動画内で、複数のチャプターを設定することで、視聴者が、その動画のどこで、どんな内容があるのかを簡単に知ることができます。動画を見飛ばすときにも便利です。

YouTubeのチャプター表示

チャプター表示は、PCブラウザだけでなく、iOSやAndroidなどのスマートフォンでも導入されています。

チャプターを表示させる方法

YouTube動画の概要欄にタイムスタンプを書く

YouTubeの動画にチャプターを表示させるには、動画の概要欄に各チャプターの開始時間チャプターの見出しを書くだけです。

YouTubeタイムスタンプの書き方

チャプターが表示されるには条件がある

チャプターの表示には条件が3つあります。この条件を満たしていないと、概要欄にタイムスタンプを書いてもチャプターが表示されません。

条件は以下の3つです。

  1. 0:00を入れる
  2. チャプターの数が3つ以上ある
  3. チャプターの長さが10秒以上ある

make sure the first timestamp listed in your video description starts at 0:00, and that your video has at least 3 timestamps or chapters, with each chapter being 10 seconds or longer.

Video Chapters to help you more easily navigate videos – YouTube Community

【条件1】0:00をいれる

これまで概要欄で、タイムスタンプを利用して目次を書いていた場合、動画の最初(0:00)は書いていなかったと思います。

タイムスタンプはあくまでも、秒数のリンクだったので、1つだけでも成り立っていました。

しかし、チャプター機能を利用する場合には「0:00 オープニング」のように「0:00」を書かなければなりません。

【条件2】チャプターは3つ以上

1つの動画で設定するチャプターの数は3つ以上が必要です。

2つでは、チャプターの表示はされません。

【条件3】チャプターの長さは10秒以上

チャプターの長さは10秒以上が必要です。例えばチャプターAのはじめが1:25で、次のチャプターBが1:30だった場合、チャプターAの長さは5秒なので、チャプターAは表示されません。

上記の3つ以外にも、チャプターの見出しで「記号」を使っていると、チャプターが表示されない(?)ようです。

視聴者として、とても快適な視聴体験になる

チャプター機能は、とても便利で有意義な機能だと思います。

動画を視聴するときに、チャプター表示があれば、その動画には、どんな内容が含まれているのか自分が見たいところはどこにあるのか、そういった疑問を解消できます。

動画コンテンツは、テキストコンテンツと違って、読み飛ばす(見飛ばす)のが難しかった(自分が見たいタイミング、ピッタリに飛ぶのは難しかった)ですよね。

今後、チャプター機能を使えば、視聴者のそういったストレスをなくすことができるでしょう。

動画クリエイターとして、動画の最後まで見てもらう(視聴者維持)のに苦労をしている人も多いと思います。チャプター表示によって、視聴者が、動画の内容を知れることで、見たいところを見ることができ、その結果として視聴者維持率が上がるかもしれません。

動画の時間が10分以上あるような場合には、チャプターを表示させてみると、視聴者の視聴体験はよくなりそうだなと思います。