こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。今回はWordPressを使うときにオススメのレンタルサーバーをご紹介したいと思います。
WordPress(WordPress.org)で、Webサイトやブログ(オウンドメディア )を作成するときには、サーバーを用意しなければなりません。多くの場合はレンタルサーバーと契約をして用意していると思います。
レンタルサーバーにも、エックスサーバー
やロリポップ!
、さくらのレンタルサーバなど、いろいろあります。
私はエックスサーバーを愛用しているのですが、他のレンタルサーバーにも興味があって、最近、話題になっているColorfulBox(カラフルボックス)
を使い始めてみたら、高機能かつ使いやすかったので、WEBマスターの手帳でも紹介しようと思います。
ColorfulBox(カラフルボックス)の6つのオススメポイント
カラフルボックス
は、本当に高性能、高機能で紹介したいところが沢山あるのですが、特に魅力的なところを6つピックアップして紹介します。
1)高速化に力を入れている
カラフルボックスで、まず注目したいのは「高速化」です。サーバーで使用されている保存ディスクはSSDで、データの読み込み速度、書き込み速度が断然の速さです。
とはいえ、エックスサーバーなど、他のレンタルサーバーでもSSDは導入されていますよね。
LiteSpeedサーバーを使用
カラフルボックスの高速化の肝は、使われているサーバーです。「LiteSpeed」と呼ばれる次世代の高速サーバーが使われています。
WordPressのベンチマークでは、旧来のApacheに対して約3倍、Nginxに対しては約5倍以上の差がつく速度を誇っています。
特徴 | レンタルサーバーはカラフルボックス(ColorfulBox)
LiteSpeedのWordPress Benchmarksによれば、LiteSpeedサーバー(LSWS)の速度は、これまで一般的だったApacheに比べて、圧倒的に早いですね。
エックスサーバーで使われている「Nginx」よりも約5倍の速さとは、すごいですね。
HTTP/2通信とQUIC通信に対応
エックスサーバーなど「高速」を売りにしているレンタルサーバーなら対応しているHTTP/2にも対応しています。
Webサイトの高速化の話になると、間違いなくHTTP/2通信がでてくるでしょう。HTTP/2とは、データの送受信で、同時に複数のリクエストを処理することで高速化するという通信方法です。
これまでのHTTP/1とHTTP/2の比較は↓の動画がわかりやすいです。
さらに、カラフルボックスでは「QUIC通信(Quick UDP Internet Connections、クイック)」と呼ばれる、Googleが開発をしたネットワークプロトコルにも対応しています。
詳しい説明は割愛しますが、より安全に、データ通信を高速化するものです。
2)災害リスクにも対応できる自動バックアップ
他のレンタルサーバーとカラフルボックスの違いとしては、サーバーの場所を選べるところです。
カラフルボックスでは「東京(東日本)」と「大阪(西日本)」と、サーバーを選ぶことができます。
リージョン(データの保存先)と呼ばれるものですが、当然、サーバーは地球上のどこかに物理的に存在をしています。(「リージョン」が近いほうがWebサイトの表示速度も速くなると言われています)
サーバーの中に保存したデータが壊れてしまうだけでなく、サーバー自体が自然災害などで物理的な損傷を受けることも十分にあり得ます。
カラフルボックスでは、データの保存先として「東京」を選ぶと、「大阪」のサーバーでバックアップ(全ての料金プランで1日1回、「過去14日分」の自動バックアップ)をとってくれます。
一般的には、データが保存されているサーバー内にバックアップを取るので、そのサーバーがダメになったら、バックアップもダメになってしまいます。ですがカラフルボックスの場合、データが保存されているサーバーとは、所在地も含めて別のサーバーにバックアップをとってくれます。
わかりやすくいうと、パソコン内に保存したデータを、外付けHDDやDropBoxなど「パソコンとは別の場所」にも保存をして、バックアップをとるイメージです。
これならパソコンが壊れても、外付けHDDやDropBoxに保存したデータは安全ですよね。
バックアップもファイルとデータベースと、それぞれとってくれるのもありがたいです。
自動バックアップからの復元もできる
なにかあったときに、自動バックアップから復元するのも、カラフルボックスの管理画面から無料で行うことができます。
参考:自動バックアップからの復元方法 – ColorfulBox(カラフルボックス) サポートサイト
次世代のセキュリティ対策「Imunify360」が導入されている
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WordPressを使う上で、セキュリティ対策については気を使いますよね。
カラフルボックスでは「Imunify360」と呼ばれる次世代セキュリティに対応しています。「Imunify360」は既知の攻撃から未知の攻撃からもWebサイトを守ってくれます。
海外で圧倒的な人気を誇る次世代セキュリティソリューション「Imunify360」を導入し、「WAF / IPS / IDS」にも対応。ファイアーウォール、マルウェア・改ざん検知、改ざん事前防止といった企業必須のセキュリティツールを標準で利用できます。
特徴 | レンタルサーバーはカラフルボックス(ColorfulBox)
「Imunify360」以外のセキュリティ(ModSecurityなど)も充実しています。
無料SSLも対応
Webサイトの通信を暗号化するSSL対応で必要なSSL証明。カラフルボックスはCOMODO社のSSL証明を無料で利用できます。
3)わかりやすい管理画面
カラフルボックスの管理画面は、とてもわかりやすくなっています。「cPanel」と呼ばれる世界標準のサーバー管理用コントロールパネルが使われています。
ファイルマネージャーなど「アイコン」があって、わかりやすいです。
4)サポートが充実している
カラフルボックスは、チャット、メール、電話とサポートも充実しています。
わからない時や困った時に気軽に問い合わせができるのは、ありがたいです。(電話サポートはBox7〜の料金プランの契約が必要)
5)WordPressの移行を代行してくれる
私もすでに利用したのですが、カラフルボックスには12,800円(税抜)で、いま使っているレンタルサーバーからWordPressをカラフルボックスに移行してくれる「WordPress移行代行サービス」があります。
12,800円って、安すぎますよね。私だったら、この値段で代行は絶対にやりません。笑
この「WordPress移行代行サービス」については、後日、レビュー記事を公開する予定です。
6)料金が安い
いよいよ最後のオススメポイントです。あなたも気になっているであろう「料金」です。
カラフルボックスは、かなりお手頃価格の料金プランになっています。
BOX1だと月額580円(12ヶ月ごとの契約)で利用することができます(最安は月額480円)。エックスサーバーのX10プランだと同じ12ヶ月の利用だと1,000円、最安の36ヶ月契約でも900円なので、かなり安いですね。
料金プランを選ぶ目安ですが、カラフルボックスの中の人に聞いたところ「中小企業様サイト・マルチドメインでもBOX1かBOX2の利用が多い」とのことです。
料金プランごとのユニークユーザー数の目安
BOX1:5000人 / 日
BOX2:15000人 / 日
BOX3:20000人 / 日
BOX4:30000人 / 日
BOX5:40000人 / 日
BOX6:60000人 / 日
BOX7:80000人 / 日
BOX8:100000人 / 日
参考:プランごとのUU数の目安を教えて下さい – ColorfulBox(カラフルボックス) サポートサイト
料金プランごとの転送量の目安
各料金プランごとの転送量の目安は↓です。
BOX 1:1TB / 月
BOX 2:2TB / 月
BOX 3:3TB / 月
BOX 4:4TB / 月
BOX 5:5TB / 月
BOX 6:6TB / 月
BOX 7:7TB / 月
BOX 8:8TB / 月
参考:データ転送量に制限はありますか? – ColorfulBox(カラフルボックス) サポートサイト
料金プランの変更は自在にできる
カラフルボックスでは、料金プランの変更が管理画面から簡単に行うことができます。
まずはBOX1で契約をして、足りなそうならBox2に変更するといった変更が可能です。もちろん逆にBox7で契約したけど、そこまで使わないからBox2にダウングレードするのも可能です。
とにかく高機能で至れり尽くせり!
いかがだったでしょうか?今回、紹介した以外にも「登録できるドメインが無制限」や「登録できるメールアカウントが無制限」など、まだまだたくさんの魅力があります。
「30日間お試し」もあるので、気になる方は、まず30日間、無料で「ColorfulBox(カラフルボックス)
」を使ってみてはいかがでしょうか。