YouTubeで動画を公開している方なら「アノテーション」や「カード」はご存知ですよね。
今回、取り上げるアノテーションは、YouTubeにアップロードした動画の上に他の動画や外部サイトへの「リンク」をあれる機能です。
このアノテーションですが、現在は「テキスト」や「枠」のリンクしか貼ることができませんが、今後はもっとリッチなリンクが貼れるようになるかもしれません。
リンク付き動画や画像が貼れるアノテーション
RealSEOでも有名なTim Schmoyer氏が新しいアノテーションとして「End Card」を紹介しています。
End Screen & Annotations
これまで動画の編集画面のタブで「アノテーション」だったところに「Endo Screen」が追加されているのが分かります。
このEnd Screenでは3種類のアノテーションが貼れるようです。
- リンク付きの動画
- 画像付きチャンネル登録リンク
- 画像付きリンク(外部サイトリンクなど)
リンク付き動画を貼り付けられる
「End Screen」という言葉でお気づきのかたもいるかもしれませんが、YouTubeで動画を公開する際に、動画の一番最後に他の動画の映像を載せて紹介することがありますよね。
これまでは公開する動画そのものを作る際に、他の動画を紹介するシーンを入れて、YouTubeにアップロードした後に「アノテーション」で該当する動画へのリンクを貼っていましたよね。
新しいEnd Screenではリンク付き動画をアノテーションとして貼ることができるので、かなり手間が軽減されそうです。
設置箇所も選べる
またEnd Screenでは貼り付ける位置が選べるようです。多少の制約はあるようですが「カード」のように動画の右側のカードスペースにしか表示できないと訴求がいまいちなことが多いので、表示箇所を選べるのは、とても良いですね。
画像付きのリンクが貼れる
これまでは「テキスト」しか使えませんでしたが、End Screenでは「リンク」を貼る際にサムネイル画像を設定できるようです。
またサムネイル画像だけでなく、リンクのタイトルや概要も設定できるようなので、外部サイト(関連付けられているサイト)への誘導の訴求も高まりそうです。
特にブログ記事や商品ページだけでなく、E-book(資料配布)ページへの導線としても期待できそうです。
実装されるのが楽しみ
すでに日本でも、登録者数の多いYouYuberのチャンネルなどでEndo Screenが使えるようになっているようですが、まだYouTubeとしても公式発表はまだのようなので、本当に実装されるかはわかりません。
とはいえ、実装されれば、よりYouTubeの使い勝手が良くなるので楽しみに待ちたいと思います。