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インターネットとウェブの違いとは?Webマーケターも最低限のことは知っておこう!

インターネットとWEBの違いって理解されていますか?多くの場合、インターネット=WEBとして話をしている方も多いのではないでしょうか。

WEBを扱っている人間としてインターネットとWEBの違いを理解することは、道具の特徴を理解することであり、WEB担当者として、専門家レベルの知識までは必要なくとも、「こういう仕組みだよね」という最低限の理解は必要だと思います。

というわけで、自分が理解しているインターネットとWEBの違いを書いておこうと思います。理解に対して多少の不安も持っているので、根本的に間違ってるぜ!っていう場合には、ぜひTwitter@webmaster_note)にて、具体的に「どこがどう違うのか」を教えてください。ただし、この記事は、インターネットの仕組みの専門的な内容の全てを公開することが目的ではないことは読み間違えないでくださいね。

あくまでも、Webマーケティングに関わる人が、知っておいたらいいと思う最低限の内容です。

インターネットとウェブは似て非なるもの

インターネットとWEBは似ているようで全く違います。一般的に「WEBサイトを閲覧すること(WEBを利用すること)」を「ネットする」と表現しているので、今更「違い」に注目してもしょうがないのかもしれませんが、WEB担当者としては違いを理解しておく必要があります。

技術屋さん(構築できるほど)の知識やスキルは必要ないかもしれませんが、どんな仕組みなのかは理解しておくべきでしょう。

では、簡単にインターネットとWEBの違いは何かと言えば、インターネット(道路網)とWEB(物や人を運ぶ車)とイメージしてください。

インターネットとは

インターネットとはTCP/IPプロトコルを使う網目状の繋がりのことです。Inter(相互)net(ネットワーク)です。プロトコルというのは簡単に言えば共通言語のようなもので、どんな相手同士でも情報のやり取りができるためのものです。

ややこしいですね。インターネットを簡単に言い換えると「道路」です。道路は家やビル、様々な建物(場所)と建物(場所)を相互につないでいますよね。他の言い換えをすると「電話回線」ですね。電話機と電話機を相互につないでいるものです。

インターネットでは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスがクモの巣のようにつながっています。

IPアドレスとは

「IPアドレス」耳にすることが多い言葉です。プロトコル(共通言語)で情報のやり取りをするにも、相手がどこにいるのかが特定出来なければ情報を送ることはできません。

ということでIPアドレスとは、インターネット上の情報の送り先の住所のことです。

ウェブとは

ウェブ(WEB)とはWWW(World Wide Wed)の略称です。そしてインターネット上で使うものの1つです。

インターネット上で使うものでウェブ以外には電子メール(E-mail)やクレジット決済、IP電話、Skype、オンラインゲーム、DropboxやEvernoteなどがあります。WEBマーケティングの中にメールマーケティングと含まれていることが多いですが、厳密にいえばWEBのなかに電子メールは含まれません。

カテゴリー分けした場合には親フォルダがインターネット、子フォルダにウェブとや電子メールフォルダなどがあります。

wwwとは

WWWはURLで見かけているけど、なんのことかは知らないという方もいらっしゃるでしょう。WWWとはTCP/IPプロトコル上で動くHTTPを利用して文章や画像、音声、映像などデータを送るものです。

ユーザーがWEBサイトの情報をサーバーに「見せて!」と要求します(WEBページを開こうとする)。するとサーバーは要求されたデータユーザー側へ送ります。この時、送られてきただけでは生のデータ(HTMLのソ−スコード)の状態なので、かなり読みづらい。

そこで活躍するのがウェブブラウザです。

ウェブブラウザとは

WEB上にある情報を人間が認知しやすいように見せてくれるのがIE(インターネットエクスプローラ)やChorme(クローム)、FireFox(ファイヤーフォックス)などの「ウェブブラウザ」です。

HTMLで書かれているWEBページをCSSの情報に基づいて可視化してくれますよね。

とにかくややこしい

自分もITの専門家ではないので、ITシステムの構築などはできません。ですがWEBという道具を使ううえで、それがどんなものなのかは知っておくべきだろうと思っています。

もっと具体的に深く知りたいという方は専門書を読んでくださいね。