SNSは炎上が怖い。企業アカウントを開設していなければ炎上は起こらないだろう?
企業の公式アカウントがなければ、本当に、あなたの会社がSNSで炎上にあうことはないのでしょうか。
「企業アカウントを持たなければ炎上はしない」は認識が甘い
企業がFacebook、Twitter、ブログなどソーシャルメディアを自社の公式アカウントを持ち運営することが当然な時代になりました。
ですが未だに「炎上するのが怖いからソーシャルメディアに手を出さない」という企業があるのも事実です。
ソーシャルメディアに詳しくない企業の担当者や経営者が、よく言うセリフ…
企業アカウントが無ければ炎上する事はないだろう
危険があるからやらないという認識です。認識が甘すぎるのではないでしょうか?
やらないということをやるリスクも認識していますか?
本当に自社の公式アカウントがなければ炎上は起こらないのでしょうか?炎上する火種は社外にもありませんか?
お客様がソーシャルメディアを使っている
炎上の火種は社内以外にもあることを認識しましょう。
たとえ企業アカウントがなかったとしても、たとえ社員のアカウントを規制したとしても、お客様がFacebookを使っている、Twitterを使っている、ブログを書いているという可能性は非常に高いですよね。
自社の公式アカウントや社員が問題のあるつぶやき(投稿)をしていなかったとしても、お客様が「A社の営業の人が、こんなことをしていた」とか「A店でこんなこと(問題点)があった」など炎上の火種になるつぶやき(投稿)をする可能性はあります。
炎上に対応する企業アカウントがないというリスク
もしお客様が自社に対するクレーム的なつぶやき(投稿)をした場合に対応しようと思っても、自社の公式アカウントが無ければ対応のしようがありません。
Facebook上での投稿にFacebookアカウントがない状態でどうやって対応するのですか?どうやって、その投稿をした人に連絡を取るのでしょうか?Twitterでのつぶやきに対してFacebookの公式アカウントで対応する投稿をしますか?まさか社員の個人アカウントで対応なんてできないですよね。
問題が起こってから公式アカウントを作っていたのでは遅すぎる
問題が起こってから公式アカウントを作ればいいと思われる方もいるかもしれませんが、WEBの世界では「スピードが命」です。
なにか起こってから作ったアカウントでは投稿も少ないし、ファンやお客様の認知度もない。そんなアカウントから連絡が来ても相手にされないかもしれません。(自分だったら相手にしません。偽アカウントかもしれない。)
企業アカウントがなければ安全というのは幻想
自社の公式アカウントがなければ、公式アカウントが火種となる炎上は起こらないでしょう。
公式アカウントがなくて得られるものは、その程度です。そして公式アカウントがないことで失われるものは、それ以上です。
日本社会では、なにか問題が起こるとそれを受け入れた対応ではなく、フタをする対応をしてしまうことが往々にして起こります。
しかしソーシャルメディアでは「臭いものに蓋をする」の対応では、「傷口に塩」の状況を呼ぶだけです。
もう一度、自社の公式アカウントを持たないという選択について考えなおしてみてはいかがでしょうか?
会社の売り上げに貢献するSNS活用 基礎講座(企業ブログ活用の重点解説付き)
オンライン学習プラットホーム「Udemy」にて企業のSNS活用について講座を開講しております。ぜひ御社のSNS活用にお役立てください。
講座:会社の売り上げに貢献するSNS活用 基礎講座(企業ブログ活用の重点解説付き)
炎上対応についての参考図書