先週、WEBマスターの手帳初のメールマガジンを発行しました。WEB担当者の裏話として「動画」を使ったのですが、購読してくれている友人から「動画いいね」と言ってもらえて、動画を止められなくなりました。笑
前回は「登録フォーム」について書いたので、今回は、Benchmark Emailを使ったメール配信についてです。
本当にHTMLを知らなくてもHTMLメールが作れる
実際にBenchmark EmailでHTMLメール配信をして「HTMLの知識」が必要ないというのがよくわかりました。レイアウトのテンプレートも沢山あるし、画像やテキストなど追加したいと思う項目の追加もドラッグ&ドロップ(マウスで掴んで追加したいところで離すだけ)と簡単でした。
Jimdoやペライチをご存知の方は、それらと同じようにHTMLメールが作れるイメージです。
HTMLメールってなに?
一般的なメールとはテキスト(文字だけ)ですよね。文字の色を変えたり、画像を本文内に表示させたりはできません。
それに対してHTMLメールとは、WEBページを作るように「HTML」を使用してメールを作成します。文字の大きさや色、本文中に画像の表示や動画を貼り付けるなどができます。
ボタンを配置することもできるので、文字だけのメールに比べて自由度が高く、魅せやすいですね。
ただしWEBサイトと同じく「受信する側の環境」に影響を受けます。HTMLメールに対応していないメールソフトだと適切に表示されないことがあります。
Benchmark EmailでのHTMLメール配信方法
それではBenchmark EmailでのHTMLメールの作り方と配信についてご紹介します。
まずはメールの作成
Benchmark EmailではRSSを使ったメールやステップメールも作成できますが、今回は「通常メール」を作成します。
メールの作成方法も選べます。HTMLがわかる方は「HTMLビルダー」を使えばソースコードを書くことができます。今回はHTMLが分からなくても作れる「ドラッグ&ドロップ形式」でメールを作ります。
メールの概要設定
まずは配信するメールの概要を設定します。配信情報をFacebook,Twitterへシェアする、Googleアナリティクスとの連携などが設定できます。
メール配信先を選ぶ
メールの送り先リストを選びます。
メールのレイアウトを選ぶ
配信するHTMLメールのデザインを選びます。レイアウト、テンプレート、過去のメールの3種類から選ぶことができます。今回はレイアウトを選びます。
文字や画像など要素を配置する
メールの本文を作ります。好きなように画像や文章、ボタンなどを配置しましょう。
カラー設定も簡単にできます。
文章や画像などの各要素の細かい編集も可能です。編集項目が左側と上側とに分かれているので気をつけましょう。自分は最初、見落としていました。
構造(ブロック)も変更できるので、かなりカスタマイズの自由度が高いです。
テスト送信で確認
メールができたら、各種テストをしましょう。
受信テスタ
メール受信側の各環境においてメールがどのように届くかをテスト(有料:100回分で1,800円)できます。OutlookやGmail、Yahoo、
iPhoneなどテストできるメールサービスは充実しています。
テストメール送信
作成したメールをテスト送信できます。自分宛に送ってみましょう。
スパムチェック
せっかくメール配信をしても「迷惑メール」としてスパム扱いをされては意味がありません。スパムになっていないかの確認をしましょう。
スペルチェック
誤字脱字などのスペルチェックができるようなのですが、日本語の選択肢が見当たりませんでした。できないのかな?また伏見さんに聞いてみよう。
他に、メールを印刷した時の確認「印刷プレビュー」、特定のメールアドレスでの確認「コンタクトを指定して表示」もあります。
メールを作成したら「プレビュー」と合わせて、テストをして精度を高めましょう。
WEB上でメール作成するデメリット
Benchmark Emailに限ったことではありませんが、WEB上でメールを作成する(自分のPCにソフトをダウンロードしない)ので、インタネーットの通信状態の影響を受けてしまいます。
通信状態が悪くなる(重くなる)とロード中が長くなってしまったり、動きが悪くなることもあります。
これはJimdoや他のサービスでも同じですね。インターネット接続しながらメール作成するので仕方ありませんね。
配信スケジュールの設定
メールが完成したら「配信スケジュール」を設定しましょう。
アーカイブ(過去のメール一覧ページ)へ追加するかどうか、件名のA/Bテストの設定、予約配信などもここで設定します。
ブログのタイトルのA/Bテストと同じく、件名をA/Bテストできるのは良いですね。
やってみるとわかりますが、かなり楽にHTMLメールが作れます。HTMLメールをソースコードを書いている(自作している)人でレイアウトが崩れる!などと頭を抱えている人は、メール配信サービスを使えばいいのにと思います。
簡単に作れる分、細部までこだわろうとしてしまうのは嬉しい困りごとと言えるかもしれませんね。
メール作成時に各要素の詳細設定が分かりづらいなという点もあったので、それは改めて書きたいと思います。
毎週、木曜日にメールマガジンを配信しています
WEBマスターの手帳では毎週、木曜日に「1週間に公開した投稿の人気記事」と「裏話」をメールで配信しています。
WEBマスターの手帳の更新を逃したくない。良いところだけ知りたい。という方には是非ともご登録いただけたらと思います。