編集スタッフのたけのこです。昨年2021年から米国でFacebookリールのテストおよび限定導入が始まっていましたが、いよいよこの機能が日本を含め世界150カ国に広がりました。
本記事では、Facebookリールの内容や使い方について、簡単に解説します。
Facebookリールとは
「リール」と聞くと、Instagramのリールを思い出す人も多いのではないでしょうか。実際、FacebookとInstagramは同じMeta社が運営するサービスなので、傘下サービスで展開していた「機能を別サービスにも広げた」というイメージがわかりやすいでしょう。
リールとは、「縦向き」の「フルスクリーン動画」を録画や編集、投稿できる機能です。2019年からInstagramに実装されており、Facebookでは昨年の2021年9月から米国内で限定的に提供を始めていました。
ユーザーがFacebookやInstagram内で動画を視聴する時間は、利用時間のうち半分を占めるとされています。
その中でも短い時間単位で動画を楽しめるリールは成長が著しく、FacebookでもInstagramでもリールを楽しむ視聴者、および動画を作成し投稿するクリエイターが増加しています。
Facebookリールの投稿・視聴方法
- Facebookアプリをインストールし、ログインします。アカウント未作成であればアカウントを作成しましょう。
- 投稿欄の下部に「リール」「ルーム」「グループ」「ライブ動画」というボタンがあるので、そのうちの「リール」をタップしましょう。また、「リール」タブから作成することもできます。
- リール作成画面に遷移するので、使用する画像や動画を選択したり、あらたに動画を撮影したりして、リールを作成しましょう(最大60秒)。
Facebookリールでは、TikTok同様、Facebookで公開されている他のリール動画を利用してオリジナルのリールを作れる「リミックス」という機能が追加されています。
また、今後はリール作成後に下書き保存できる機能や、ライブ動画・長尺録画済み動画を短くクリッピングできる機能も追加される予定だそうです。
Instagramで作成したリールをFacebookにも投稿できるようにするクロス投稿機能も検討中の模様です。
今後リール動画は、Facebookストーリーズでシェアできるようになるほか、「Watch」タブからリールを試聴したり、作成したりもできるようになる予定です。一部の国では、ユーザーが好みそうなリールをフィードでレコメンドされるようにもなるそうです。
Facebookリールでは収益化が可能?
Facebookリールでは、クリエイターがリールを作ることで収益化できるようになっています。クリエイターは、リールの再生回数に応じて、ひと月あたり最大で3万5千ドルの報酬が得られます。
Facebookリールの下部に表示できる半透明の「バナー広告」と、リール内の任意の場所に表示できる「スタンプ広告」を利用することで、クリエイターは広告収入の一部を得られるようになります。
バナー広告とスタンプ広告を利用できる地域では、ブランド適合性を管理できる機能を導入しており、広告主は不適切な動画などへの広告表示に関して管理を強化できます。
まとめ
リールは、Instagramでもどんどん使用する人の数が増えています。Facebookでも多くの人が使っていくでしょう。
企業としてもプロモーションの場として活用できそうです。さまざまな企業の使用事例をチェックしていきましょう!