編集スタッフのたけのこです。突然Webで集客をしなければならなくなったけど、実はWebの集客方法に詳しくない…そんな方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、まずはWeb集客とはどういうもので、何を決めたり考えたりすべきかということから、よくあるWeb集客方法についてサクッと解説していきます。
Web集客とは?
Web集客とは、インターネットを使って行う集客全般を指します。内容としては、検索エンジンからの流入や、広告、SNS、動画など、多岐に渡ります。
Web集客でまず考えるべきこと
集客をしても、それが目的を達成しなければ、Web集客が成功したとは言えません。この場合の目的とは、商材の購入や、問い合わせの実行などのコンバージョン、または認知向上や動画再生数向上などさまざまです。
その目的を達成させるためには、考えなければならないことが2つあります。
1.どんな人を集めるか
集客を成功させ、目的を達成させるには、どのような人を集客して顧客としたいかを、はっきりさせなければなりません。そこを明確にすれば、キャッチコピーを考えやすくなったり、アプローチ方法を考えやすくなったりします。
顧客像=ペルソナを明確にする際には、性別や年齢などだけではなく、その人の住んでいる場所や家族構成、年収や職種、日々の生活スタイルや性格や悩みなど、細かく考える必要があります。
たとえば、ファミリー層に売りたい商品なのに、ファミリー層が見ないような媒体や時間帯にSNS広告を出しても、興味を持ってもらうのは難しいでしょう。そのファミリー層がどのような時間帯にSNSを使うのか、よく分析し細かく考える必要があります。
2.集まった人にどのような行動をとってほしいか
集客し集まった人に、商材を買って欲しいのか、セミナーに申し込んで欲しいのか、ただ認知して欲しいのかなど、目的は様々です。その人たちにどのような行動をとってほしいのかを考えて、集客手段を変えたり、キャッチコピーを変えるなどする必要があります。
主要なWeb集客方法8選!
Web集客の方法の中でもポピュラーなものを8つ選んで紹介します。
WebサイトのSEOを改善をする
SEO(Search Engine Optimization) とは「検索エンジン最適化」のことで、検索エンジンからの評価を上げ、自社の検索結果を上位に表示させるための施策を行うことです。
具体的な作業としては、有益なコンテンツを作成したり、不要なコードを取り除いたりなど様々ですが、Googleが定期的にどのような要素を重視しているかを発表しています。それを参考にしながらWebサイトの改善を行うと良いでしょう。
広告ではないので、費用がかからないのがメリットですが、手間がかかることと、中長期的な施策になることはデメリットかもしれません。
リスティング広告を使う
リスティング広告とは、GoogleやYahoo! JAPANの検索結果に連動してテキストで表示される広告を指します。
広告がクリックされたときにのみ費用が発生し、表示されるだけでは費用は発生しません。ただ、運用型の広告なので、手間がかかり中長期的に対応が必要な施策です。
より広告の品質を上げる必要があったり、ターゲットを選定し直したり、キャッチコピーを変更して様子を見たりなど、さまざまな工夫が必要となります。
ディスプレイ広告を使う
ディスプレイ広告とは、Webサイトやブログ、アプリなどの広告枠に出稿するタイプの広告です。
よく使われるのは「Google広告」「Yahoo!広告」です。ディスプレイ広告のメリットは、購買可能性の高い人や、興味関心がありそうな人にアプローチできるターゲティング機能があることです。
デメリットとしては、成果を上げるには運用改善を時間をかけて行わなければいけないことや、設定など対応すべき手間が多いことです。
SNSを使う
Web集客にSNSを使う場合、通常運用(オーガニック)として使用するのか、広告出向先として使うのかで、気をつけるべきポイントが違います。
通常運用(オーガニック)として使用する場合は、購入や申し込み増加など、明確に目的を達成させるために使用するとうまくいかないことが多いようです。
あくまで企業公式とファンとの関係性を保ち、向上させることを目的にするとよいでしょう。どのSNSでも無料で行えるのが魅力ですが、前述の通り、すぐに数字につながるわけではないので、長期的な視点での運用が必要です。
広告出向先としてSNSを使う場合、ターゲットを明確に絞った出稿を行えば、無駄のない集客を行えます。しかしターゲットによっては大きなコストがかかる懸念もある上、キャンペーンごとにサムネイル画像などを新たに作成する必要があるなどの手間もかかります。
メールマガジンを使う
メールアドレスを登録した人に、メールマガジンを送って、商材の利用を促す集客の仕方です。
メリットとしては、労力が文章作成のみとあまりかからず、数多くの人に情報を定期的に発信できることが挙げられます。
一方で、読者を惹きつけるようなタイトルを考えなければ開封してもらえなかったり、迷惑メール扱いをされてしまったりという懸念がデメリットとして挙げられます。
動画サイトを使う
YouTubeなどの動画サイトに動画をアップロードし、商材のアピールをしたり、自社サイトへの流入を狙います。
文章や画像での説明よりもわかりやすく商材を説明できるのは大きなメリットですし、そのままYouTube広告を出向し多くの人にアピールできる可能性があります。
デメリットとしては、動画作成にはある程度のコストがかかることや、製作期間も相応にかかることが挙げられます。
アフィリエイトを使う
ブログやWebサイトでアフィリエイト収益を稼ぐ「アフィリエイター」に、自社の商材を宣伝してもらう手法です。
認知度が上がりやすく、集客に費用があまりかからないメリットがある一方で、どのようなサイトに広告が掲載されるかはコントロールできません。
オンラインセミナーを使う
オンラインセミナーでは、通常のセミナーと比較すると会場費の費用も抑えられ、ユーザーは自宅からでも参加でき、気軽に視聴できます。
そのため、商材に興味を持つ可能性のある集客を多く見込めるのが特徴です。登壇者とユーザーが双方向のコミュニケーションも取りやすいのもメリットです。
ただし、通常のセミナーよりもユーザー側の反応は読み取りにくい上、ユーザー側の回線事情によっては映像が乱れてしまい、伝えたいことが伝わりにくくなる可能性があります。
まとめ
どの集客方法が適しているかは、自分が扱っている商材や自社の特性によります。自分の事業としっかり向き合うチャンスかもしれません。
Web集客方法によっては、簡単に始められるタイプのものもあります。自社の商材に向いているかも?と思ったら、素早く始めてみるのがよいでしょう。