「文章(テキスト)」にフォーカスをしているMedium。最近流行りのnoteもデザインでMediumを参考にしているとかいないとか。
WEBマスターの手帳でも「Medium」を取り上げたことがありますが、個人的にWEBに関係のない「意見や主張」はMediumでしているので、変わらず好きなプラットフォームです。
このMediumが新機能を追加して、大きくパワーアップしたので、ご紹介したいと思います!
Mediumでオウンドメディアを作れる
なんとMediumでオウンドメディアが作れるようになりました!これまでは個人アカウントがほとんどでしたが、今後はブランドやメディアとしてMediumが使われるようになっていくかもしれません。
海外ではすでにMediumをオウンドメディアのプラットフォームとして使い始めているところも増えてきているようです。
Medium ではパブリッシャーがパブリケーションのすべての管理権限を持っています。結果、CMS の管理や運用に注力するのではなく、本来であるコンテンツそのものや新しいユーザーを獲得するために注力できる環境をご用意しています。
引用元:パブリッシャーに優しいMediumを目指して — Medium
見た目のデザインも変えられる
Mediumというと「文章」にフォーカスをしたプラットフォームでしたが「Medium for Publishers」では、デザインや配色などを変更することができるようです!
パブリケーションの新しいブランディング・ツールとしてパブリケーションの各種配色やレイアウト、そしてナビゲーションが自由に変更できるようになりました。
引用元:パブリッシャーに優しいMediumを目指して — Medium
デザインを変えることで「見た目」のブランディングもできるので、これもオウンドメディアとしては必要な機能ですね。
参考(英語):How to Make Your Publication Look Great — Talkback — Medium
フォロワーへニュースレターが送れる
「Medium for Publishers」を使うと、自分たちのフォロワーに対してニュースレターを配信することもできるようです。
Send personalized email newsletters to your followers. You can import existing followers from Facebook and Twitter.
引用元:Publishers – Medium
スマホ対応もしている
このご時世です。スマホ対応していることは当たり前になりました。
Mediumも当然ながら、デフォルトでスマホ対応してくれています。
SEOにも対応
Mediumは以前からSEOに強いなと感じていたのですが、Medium自体も最新のSEOに随時対応していってくれるようですので、まさに「コンテンツづくり」に集中できますね。
Get optimized. You’re always up to date with the latest SEO enhancements.
引用元:Publishers – Medium
複数人での運営もできそう
「Medium for Publishers」ではエディターやライターを複数人追加できるようです。
個人でやっていないかぎりオウンドメディア運営には複数人が関わるはずですので、とてもありがたい機能ですね。
Mediumでも収益化ができる
「Medium for Publishers」では収益化をすることもできるようになります。
広告表示、ネイティブアド(Mediumのパートナー企業のコンテンツを作成する)、有料コンテンツ制度と3パターンが用意されるようです。
WEBメディアなどでは収益化は大きな課題だと思いますが、自力で収益化をするよりも、プラットフォーム自体で収益化できる仕組みを取り入れてくれるのは、ありがたいですね。
Mediumでの収益化については「Mediumで収益化に向けたベータ版プログラムがスタート — Medium」が参考になります。
個人的には有料コンテンツの配信が気になる
個人的には「有料コンテンツ制度」が気になっています。まだ一部のアカウントのみの対応とのことですが、一般公開されたらぜひとも使ってみたい機能です。
最近はnoteが流行っていますが、WEBコンテンツを収益化する方法として閲覧を有料にするというのは、いい方法だと思っています。
コンテンツを作っている人に対して正当に報酬を渡る仕組みとして、もっと広がっていくことを期待していますし、自分自身のコンテンツも収益化を進めていきたいなと考えています。
現在 Medium では特定のパブリケーションを開設し、メンバー会員のみがコンテンツを閲覧・投稿できる空間を提供しています。読者は月間の会員費を対象のパブリケーション、発行者に支払う形式になります。
引用元:パブリッシャーに優しいMediumを目指して — Medium
これからもMediumから目が離せない!
Mediumの今回のアップデートはまだまだ完了したわけではなさそうです。常に時代の流れ(GoogleのAMPやFacebookのInstant Articlesなど)に対応していってくれるようです。
自分たちでプラットフォームを用意していると自分たち自身で対応しなければいけないことも、Mediumを使えばMedium側で対応してくれるので手間がかからず、かつ対応に伴うトラブルも少ないでしょう。
自分たちが何に対応していくのかを決められないという問題は出てくるかもしれませんが。
今後は Facebook の Instant Articles や Google の Accelerated Mobile Pages(AMP)ヘの対応を検討しています。
引用元:パブリッシャーに優しいMediumを目指して — Medium
WordPressとの相性が合わない人は移行してもいいかも
WordPressで情報発信をしているけど、どうもWordPressは自分には合わないという人はMediumに移設するのもありかもしれません。