はじめてのWordPress入門講座【基礎知識・基本的な使い方・トラブル対応】

御社のブログがオウンドメディアとして成功できていない5つの理由

御社のブログがオウンドメディアに成りきれていない5つの理由

コンテンツマーケティングという言葉を耳にする事も多くなってきました。それに伴いオウンドメディアとしてブログを立ち上げる企業様も多くなってきました。しかし「ブログ」にはなっていても「オウンドメディア」になっていますか。

もとものとWEB log(WEB上に残す記録)としてブログを運営されているのならいいかもしれませんが、企業がブログを運営している理由はそうではないはずです。

成果が出るオウンドメディアに育て上げるのは簡単ではない

私が考える「オウンドメディア」の定義は「あなたのビジネスを支援している」です。あえて「支援」としているのは、オウンドメディアの目的を1つに絞ることが難しい(ブログによって異なる)からです。

例えば「見込み客の獲得」「ホームページへの導線」「ブランディング」「見込み客教育」「顧客教育」など様々です。

なぜオウンドメディアになっていないのか

オウンドメディアになっていない「よくある理由」を挙げてみたいと思います。

1)計画性が無い

根本的な話ですが「目的が明確になっていない」とブログ運営でも何をしていいのか、どんな記事を書いたら良いのかがわかりません。

目的を明確にすれば、読者にどうして欲しいのか?という「記事を読んだ後のアクション」も自ずと見えてくるはずです。

計画ができていないがゆえに、アクセス稼ぎに走ってしまい、アクセスは多いけど、事業の役には立っていない(問い合わせにつながっていない、商品販売につながっていない、etc)状態になっていることもありますね。

2)WEBマーケティング全体のなかでの役割が決まっていない

これもよくある話です。今は何か1つだけ目を向けていればいい時代ではありません。WEBマーケティングひいてはデジタルマーケティング全体を考え、その中での各ソーシャルメディアFacebookTwitter、ブログ、YouTubeなど)の役割を決めておくべきです。

目的が明確になっていれば、ブログの役割も明確になっているはずです。

3)継続していない

継続は力なり!きっとあなたも「わかってはいるけど・・・」な状態になっていることでしょう。

なぜあなたは新聞を毎日買うのでしょうか?なぜ雑誌を毎週買うのでしょうか?それは毎回新しい情報やコンテンツがあるからですよね。もし情報が更新されない雑誌があったら、あなたは毎週買いますか?

オウンドメディアも同じです。新しい記事が公開されているから読者の人は読みに来てくれるのです。

理想は毎日更新です。でもそれは負担が大きいかと思います。大事なことは更新を止めないことです。週に1本でも記事を公開してください。

4)日記を書いてしまう

確かにあなたのキャラクターを伝えるためにプライベートな情報を公開することもありでしょう。ごめんなさい。ちょっと厳しいことを言います。

有名人でも著名人でもない一般人、ましてやどこの誰かも知らない人の私生活を誰が読みたいと思うのでしょうか?我に返ってください。あなたはごくごくどこにでもいる一般人なのです。

もしあなたが街中を歩いていて、「○○さんですよね!握手してください!」と頻繁に声をかけられるのなら、あなたのプライベートな情報もコンテンツになります

「大丈夫。世間はあなたが思っているほど、あなたに興味はない」byとあるブロガー談

思い出してください。あなたが何の専門家として書くべき記事が何だったのかを。あなたのキャラクターはプライベートを公開しなくても表現できるはずです。

5)読まれていない

致命傷ですね。どんなに素晴らしいコンテンツも人目に触れなければ価値はありません

決してSEOに取組め!といっているのではありません。Facebookでのシェア、Twitterでのシェア、メルマガでの記事紹介などなど「あなたの記事をターゲット読者へ届ける」ことをしましょう。

もちろんSEOも重要です。検索して見つからないということは検索している人にとって、あなたの記事はこの世に存在していないのと同じなのです。

検索結果に表示されている記事と、表示されていない記事どちらがいいでしょうか?

周りに振り回されずに逆算して考える

インターネットや書籍には、オウンドメディアやブログについて様々な情報が蔓延しています。それらに振り回せれてはいけません。

御社にとって、そもそもオウンドメディアはなんのためにあるのか、デジタルマーケティングにおいて、どんな役割を担うのかを考えましょう。

そして、その目的や役割を果たすには、オウンドメディアで何をしたら良さそうかを考えて、実行していきましょう。