コピーコンテンツが騒がれることもしばしば起こりますよね。ブログの文章だけでなく、自分の撮影した写真が勝手に使われていたら嫌ですよね。
よく見かけるのはアニメや漫画のシーンの流用ですね。
ブログ記事での画像の扱いには注意が必要!
前回の記事:ブログ記事で引用するときに気をつける法律的な注意点。の続きです。
ブログ記事での文章の引用以外にも著作権での注意事項として画像や写真の取り扱いがあります。Googleの画像検索をするとWEB上にある沢山の画像が簡単に見つかりますし、簡単にダウンロードすることができてしまいます。
画像の使用も他人の権利を侵害しないように気をつけなければいけません。
この記事はIT企業専門の弁護士である中野先生との対談動画を元にした記事です。
引用とは異なる
画像を著作者の許諾なしに記事で使ってしまうのは、どれだけ著作者を明記していても法律に抵触する可能性があります。
特に漫画やイラストなどの使用は控えましょう。著作者の方からしたら「自分が愛情を注いだものが勝手に使われる」のは不愉快です。
あなただって自分が大切にしているものが勝手に使われたら腹ただしく思うはずです。
写真の場合は他の人の写り込みに注意
人には肖像権があります。勝手に撮影されない権利、勝手に公開されない権利。
どちらも自分自身のことと考えれば守るべきであると理解できるはずです。
写真を使う場合は、写っている人に許可を得ましょう。これはブログ記事に限らず、ソーシャルメディア全般で言えることですね。
肖像権とは
肖像権は他人から無断で写真を撮られたり無断で公表されたり利用されたりしないように主張できる考えであり、人格権の一部としての権利の側面と、肖像を提供することで対価を得る財産権の側面をもつ
/引用:肖像権 – Wikipedia
商品がたまたま写り込んでいる場合は問題ない
食事をしている時やイベント、パーティなどで写真を撮っていたら、たまたま写真が写り込んでしまったということもあるかと思います。
そのような場合は特に問題はありません。
あたかも自分の商品化のように(見ているユーザーが勘違いするような)使ったり、ブランドイメージを下げるような使い方をするなどの故意に写すのは良くないですね。
使って良い画像を使う
Google検索をすれば無料、有料沢山の写真素材が見つかります。当然、商用利用可能どうかの確認は必要ですが、そういったサービスを利用しましょう。
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中野先生のブログ:IT企業のインターネット法務、法律に強い弁護士|中野秀俊