インバウンドマーケティング(Inbound Marketing)とは、WebサイトやSNS、ブログ、動画コンテンツなどでユーザーにニーズのある情報を公開し、検索エンジンでの結果ページでの上位表示やSNSでのシェアによって、自社のサービスや商品に興味を持つ見込み顧客の目に触れ、そこから顧客になってもらうためのマーケティングの手法を指します。
スマートフォンやインターネットが普及した昨今、企業がマーケティングを行う際に「インバウンド」の視点は最重要と言えるでしょう。
以前のマーケティング活動は、「アウトバウンド型」つまり企業側から顧客に向けて商品やサービスを「売り込む」「押し付ける」といったタイプのものでした。手法としてはマスメディア広告、DM、テレマーケティングなどが使われていました。
ですが、誰しもがスマートフォンを持ち多くの情報にアクセスできるようになった現代、そのような押し付けるタイプのマーケティングに消費者は疲弊し、むしろ逆効果になってしまいかねません。
インバウンドマーケティングでは、消費者が自身の興味や関心のために自らSNSやWebメディアの購読を行い、その結果として企業の商品やサービスに興味を持つという「向こうから内側にやってくる」インバウンドの流れがあります。