Webマーケティングで、SEOが重要だ!いや、リスティング広告が重要だ!と無駄な論争をしているのを目にすることがありますよね。
SEOもリスティング広告(インターネット広告)の、どちらにもメリットとデメリットがあります。どちらか一方が重要なのではなくて、どちらも重要です。
無価値で浪費でしかない論争
SEOは金銭的なコストを下げられるかもしれませんが、厳しさを増しているし、結果が出るまで時間がかかる。
広告はオーガニック検索と比べるとクリック率(ページ単位)が低いけど、お金さえ出せば結果がすぐに出る(ターゲティング、ライティングなどができているとしての話)。SEOで必要な労力をお金で買うイメージ。
どっちらかがダメだとか、どちらかが勝っているとかいう論争は無価値で、時間を浪費しています。とても非生産的。
東京から名古屋に行くのに「車で行くのがいい!」「新幹線で行くのがいい!」という手段レベルで言い争っているのと同じ。
どちらにもメリット&デメリットがあるのだから、目的に合わせて使えばいいだけ。
大事なことは適材適所で使うことです。
誰が争っているのか?
SEOの業者とネット広告業者ですね。SEO業者vs広告業者。利用者(顧客)は、それに巻き込まれている。利用者からしたら結果が出ればどちらでもいいので、この論争は不毛。
どちらか片方という木を見て森を見ずな提案よりも、森を見た総体的な提案が欲しいんです。
なによりこういう論争をしている業者は、そのレベルも底が見えています。
SEOの魅力
個人的には「SEO」が好きです。ゲーム性があるというか、やっていておもしろいし楽しい。なにより金銭的な予算が必要ない。(人的、時間的なコストは必要)
あれだ。これだ。とゴチャゴチャやるよりも、シンプルに評価してもらえる事をコツコツやるだけ。
問題は結果が出るまで時間がかかる。長期的な作戦になってしまう。
インターネット広告の魅力
SEOに比べて、わかりやすい。ターゲティングが適切になされていれば、お金を払うことでターゲットに効果的なアプローチができる。
結果もSEOに比べたら、かなり早く出る。PDCAサイクルを回しやすい。SEOの効果が出てくるまででも、やれるなら(資金があるなら)取組んだ方がいい。
ただ、インターネットを使っている人のリテラシーが上がり、インターネット広告の効果が下がっているのも事実です。また、予算を注ぎ込み続けなければならないのは、成果が伴わないと厳しいですよね。
コンテンツに魅力がないと意味がない
SEOにしても広告にしても、人を呼び込んでも、そこにあるコンテンツがボロボロで魅力がなければ意味がないわけです。
わざわざ辿り着いたページに魅力がないと来てくれた人は、数秒で去ってしまうことになります。
しっかり商品を作って、WEBライティングなどコンテンツ作りに力を入れるべきですね。コンテンツがない状態では、SEOだの広告だのと検討することすらできません。