勉強をしている方なら「FacebookやTwitterでのシェアはSEOに直接の影響はない」と理解していらっしゃると思います。
2014年にマットカッツ氏も明言していますよね。
ソーシャルメディアはSEOに直接的な影響はない
Googleが定期的に開催しているウェブマスター(WEB担当者)向けのハングアウトオンエアにてGoogleのジョン・ミューラー氏が「ソーシャルシグナルはSEOに直接的な影響を及ぼさない」と明言しています。
また「ソーシャルメディアで拡散されたことで検索順位が上がった」という話についても「シェア以外の理由で上位表示されているのだと思う(コンテンツの質が高かったから上位表示もしたし、シェアもされた)」と発言しています。
ソーシャルシグナルとは
ソーシャルシグナルとは、なんともつかみづらい言葉なのですが、FacebookやTwitterでの「人気度」と表現されることが多いかと思います。ソーシャルメディア上でどれだけ共有されているか、関心を集めているかを判断するための指標です。
ソーシャルメディアでのリンク(FacebookやTwitterの投稿内のリンク)として話されていることもありますね。
FacebookやTwitterのリンクはnofollowになっている
貼られているリンクがnofollowであるかを確認してみると、FacebookやTwitterなどソーシャルメディアの投稿内のリンクはnofollow指定されています(下の画像の赤く表示されている部分)。
nofollowとは
nofollow指定とは「リンクをクロールの対象から除外する」「リンク先にページの評価を渡さない」という指定をするリンクの貼り方です。
Googleアルゴリズムはリンクを辿ってクローリングしているわけですが、nofollow指定したリンクではリンク先へクローリングの対象外となります。
シェアがSEOにおいて無意味ではない
Googleアルゴリズムに直接的な影響はなかくても、シェアされることが全くの無意味かといえばそうではありません。
シェアされることでWEBページの認知を広げることが出来ますし、それにともなってアクセスを増やすことも出来ますね。
またWEBページの認知が広がれば、読んだ人がブログなどで参照元としてリンクを貼ってくれるかもしれません。
このように、影響の度合いは小さい(個人的には重要であるとまではいえないと考えています)かもしれませんが、ソーシャルメディアでのシェアが直接SEOに影響することはなくても、間接的には影響するといえるでしょう。