こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。Facebookが、音声コンテンツを重視した新しいサービスを発表しました!
Spotifyがポッドキャストに力を入れたり、日本でもClubhouseやVoicyなど音声コンテンツに注目が集まっています。
Twitterも「スペース」が使えるアカウントを広げはじめており、音声コンテンツの波に、Facebookも乗ってきたようです。
Facebookが4つのサービスを発表
Facebookは「Bring Social Audio Experiences」として4つ発表をしました。
- Sound Studio
- Soundbites
- Podcasts
- Live Audio Rooms
Sound Studio
Sound Studio(サウンドスタジオ)は、オーディオ作成ツールです。Facebookアプリ内で、音声コンテンツを作ることができるようになるようです。
AIを使って、街中で収録をしても、騒音や雑音などのノイズを除去してくれるようです。↓のデモを視聴すると、雑音が軽減されているのがわかります。
ノイズ除去以外にも、オーディオのミックスや、サウンドエフェクト、ボイスエフェクト、フィルターも利用できるとのことです。
Soundbites
Soundbites(サウンドバイト)は、短い音声コンテンツを投稿できる機能のようです。
Facebookは、逸話、ジョーク、インスピレーション、詩などを例として挙げています。
Podcasts
Podcasts(ポッドキャスト)は、Facebookアプリから外部のサービスに移動することなく、Facebookアプリ内で、ポッドキャストを聞けるようになるとのことです。
アプリの使用中だけでなく、バックグラウンドでポッドキャストを再生することもできるようです。
さらに、ポッドキャスト配信者は、リスナーに連絡を取れるとのことなので、通知などを送ることができるようになるかも知れません。
Live Audio Rooms
Live Audio Rooms(ライブ オディオ ルーム)は、Facebookメッセンジャー内で、Clubhouseのようにルームを作成して、複数人での会話を配信することができます。
配信した内容は、録音をして、ポッドキャストとして配信をすることができるようです。
2021年の夏までに、すべてのユーザーがFacebookアプリで利用できるようになるとのことです。
収益化もできる
音声コンテンツの収益化もできるようです。例えば、Live Audio Roomsの配信中に「スター」として投げ銭をしたり、Live Audio Roomsのルームへの参加を有料にしたりなどの収益化を予定しているとのことです。
音声メディアのFacebookに注目していこう
今回の発表で、Facebookも音声コンテンツ、音声メディアとして力を入れていくことがよくわかります。
まだ発表されただけですが、数ヶ月以内に、それぞれのツールが利用できるようになるようなので、楽しみに待っていましょう!
遠藤