編集スタッフたけのこです。2020年11月、Instagramは「Guides（ガイド）」と呼ばれる機能を、全ユーザーに拡大すると発表しました。
もともと一部のクリエイターのみ使える状態だったこの「ガイド」機能ですが、どんな内容で、どのような使い方ができるのでしょうか？機能や使い方などを、簡単に解説していきます！
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Instagramの新機能「ガイド」って何？
「Guides（ガイド）」とは、クリエイターがユーザープロフ上の専用タブで、ヒントや長文コンテンツなどを共有できる機能です。「まとめ」という言葉で表されていることもあります。
実はこの機能、2020年初めに開始されたものです。もともとは旅行のユースケースを発信することを想定した機能だったのですが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、しばらくの間はメンタルヘルスやウェルビーイングに焦点を当てたコンテンツを公開しているクリエイターのみが使えるよう、機能を制限していました。
この「ガイド」が、発信するコンテンツによる制限を撤廃し、すべてのユーザー、すべてのタイプのコンテンツ（商品、場所、投稿）にも拡大していくと発表されました。
Instagramのガイドはどういう機能？何ができるようになる？
この「ガイド」では、写真やビデオなどのメディアを使い、コメントやヒントも含め、内容を説明するためのテキストを使って作ることができます。
つまり、Instagram上でブログ記事のような見せ方のできるコンテンツが作れるようになるのです。
今まで、長文を投稿したい場合や、複数の動画や写真を使って説明したい場合などは、Instagramから別のブログメディアや、Webサイトページへのリンクを案内することが多かったと思います。
この「ガイド」機能は、長文を書いたり、動画や写真にコメントやヒントを入れながらコンテンツを作れるようになります。
ですので、今まで外部のWebサイトやブログメディアをいちいち使ってInstagramからリダイレクトさせていたものを、Instagram内で完結できるようになりました。
また、この機能では、別のユーザーが投稿した画像や動画を、自分のガイドに使用することができます。それらのメディアには投稿主のアカウント名が記載され、タップすると元投稿へジャンプできます。
Instagramのガイド機能で何がよくなる？
ガイド機能を使うことで、外部のメディアやサイトにリンクしていたコンテンツを、Instagram内で公開できるようになります。リダイレクトさせる必要がなくなるので、コンテンツの閲覧数がより増えることが見込めます。
フィードへの投稿と同様に、ユーザーがガイドをストーリーにシェアすることもできるので、Instagram内での情報拡散も可能です。
クリエイター側も、読んでほしいコンテンツへユーザーを誘導させることが容易になります。ユーザー側も、いちいちリンクから他メディアを開く手間が省けるので、双方にメリットがあります。
Instagram側としてもアプリ内の滞在時間を増やせるので、まさに三方よしの機能と言えるでしょう。
Instagramのガイド機能はどんなことに使える？
旅行ガイドとして
ガイド機能は、投稿のほか、場所情報を使うことができます。旅行に行った後のまとめ投稿としてガイドを使えば、あとから見直すのも簡単。周りの方からも参考にしやすく、実用的な情報になるでしょう。
客として訪れた個人の方が作るのはもちろん、観光協会や、地元で飲食店を営む方が他のお店と協力して「観光マップ」を作るなどもできそうです。
新商品カタログとして
投稿や商品を使ったガイドを作り、新商品や限定商品のカタログとして使えます。たとえば、化粧品であれば使っている様子の動画も組み込むことで、より求心力のあるコンテンツを作れるでしょう。
製品ガイドとして
これまで製品ガイドは、紙であったりWebサイトへ記載、ダウンロードできるPDF……などで用意されていましたが、Instagramのガイド機能で用意することもできます。
特にInstagram内でショップ機能を使っている場合、相性は抜群。組み立てが必要な製品や、使い方案内が必要なものがあるなら、ガイド機能で製品ガイドを作るのがユーザーも参照しやすいでしょう。
「ガイド」を使っているアカウントは？
ガイド機能はまだ全ユーザーに公開されてまもない機能なので、使っているユーザーもあまり多くありません。その中でも、下記のアカウントはガイド機能を使っているようです。ぜひご覧になってみてください。
M･A･C Cosmetics Japan
Gucci Official
サンワカンパニー
まとめ
今まではInstagramに長文を投稿するのは、なんとなく気後れしました。ですが、ガイドを使えば画像や動画とともに、長く読ませるコンテンツを作れます。
まずは、他のユーザーが使ったいろんな「ガイド」を眺めてみて、「自分でも作れそう！」と思ったら、気軽に作って公開してみるのをオススメします！
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