編集部のたけのこです。2020年6月18日(現地時間)にGoogleが新サービス「Keen」を発表しました。
まだ日本では使ってる人も多くない、まさに最先端のサービスと言えるのではないでしょうか。いち早く使ってみたいですね〜!
今回は、Keenがどんなサービスで、どうやって使うのかを簡単に解説していきます!
Keenって何?どういう意味?
「Keen」は、英語のスラングで「熱狂」を表す言葉。米Googleの社内インキュベーター部門「Area 120」にルーツのあるサービスで、簡単に言うと、AIを駆使したキュレーションサービスです。
興味のあるキーワードを入力すると、コンテンツをAIが探してフィードを作成してくれます。Pinterestの「ピンする」をAIが代わりにやってくれるようなイメージでしょうか。
ひとつのキーワードに基づくコンテンツはサービス名と同じ「Keen」と呼ばれます。例えば、「ハワイについてのKeen」「ケーキの作り方についてのKeen」といった感じですね。
現在、WebブラウザとAndroidアプリ(※厳密には、ChromeのWebブラウザ内蔵のWebページのWrapper)として使用することができます。iPhoneアプリの登場が待ち遠しいですね。
Keenは、どんなことができる?
興味のあるコンテンツを入力すればAIが勝手にコンテンツを収集してくれるので、じっくり眺めて楽しみましょう。「GEMS」という、「ブクマ」「保存」に近い機能もあるので、あとからじっくり読み返したい場合にも安心です。
また、一度作った「Keen」は時間経過とともにどんどん成長し、よりユーザーの興味や関心に沿ったコンテンツを集めてくるようになります。
作ったKeenは他のユーザーと共有することができます。旅行先についてKeenを使って一緒に検討材料を集めたり、インテリアや家事のヒントを家族で共有するのに使えそうです。
KeenとPinterestの違い
キュレーションサービスであるKeen、「なんだかPinterestに似てるな」と思う方も多いかもしれません。
Pinterestとは違うKeenの大きな強みは、「PAIR(People AI Research)」という人間中心の機械学習が使われていること。使えば使うほどAIが学習して、Keenがどんどん成長し、よりユーザーに合ったコンテンツを集めてくるようになるのです。
また、Pinterestも別のユーザーとボードを共有できますが、あくまでピンで保存したコンテンツを貯める場。Keenでは、どんどん成長しコンテンツを集めてくれるKeenそのものを別ユーザーと共有できます。メンバーの誰も知らなかった情報をAIが拾ってきてくれるかもしれません。
Keenの始め方
まずは「https://staykeen.com/home」にアクセス。今のところ使用言語は英語のみのようです。
Googleアカウントでログインします。
興味のあるテーマを入力します。
サジェストが表示されるので適宜選択します。
「CREATE」をクリックすると、コンテンツが表示されます。
気に入ったコンテンツはダイヤモンドのアイコン「GEMS」をクリックすると、「GEMS」タブにまとめられます。
まとめ
生まれたてホヤホヤのサービスKeen。Googleの持つ機械学習の技術がふんだんに使われた、まさに最先端のサービスです。
Pinterestとはまた違った楽しみ方ができるでしょう。もちろん無料で使えるます。ぜひ「最先端」に触れてみてください!