個人事業や零細企業で自社のホームページを外注せずに自分たちで作りたい!でもHTMLとかCSSとかわからない!ホームページの更新が手間になるのは嫌!そう思っている人は多いですね。
ホームページを外注してもHTMLやCSSが扱えないと、ちょっとした文字の差し替えや画像の差し替えも難しいし、外注先に頼むと費用もかかるし、なにより時間がかかります。
自分たちでサクサクっと文字や画像の差し替え、お知らせの掲載などをしたいと思うのは当然といえば当然です。
なるべく素人にも優しいサービスを使いたい
自分たちで更新できるように、自分たちでホームページを作ろうと思って、ネット検索をして「簡単にホームページが作れる」というキャッチコピーを見て、いざ使ってみたら使いづらい!ということもよくある話です。
初心者にはシンプルなほど使いやすいのですが、ホームページに必要な機能(できること)が増えれば、その分サービス自体の機能も増えるので、初心者の人にとってみると未知の世界なので「わけがわからない!」となってしまいがちです。
素人にも扱えるホームページ作成サービス
そもそも「簡単に作れる」という言葉には注意が必要です。何と比べて「簡単」なのかを考える必要があります。個人的には「素人でも誰でも使える」ではなく「サービスを使わずにホームページを作るのと比べて簡単」というのが適当だと考えています。
そういわれても難しいよ!と思われると思いますので、素人(ホームページ作成の知識がない)でも使いやすく、更新もしやすいホームページ作成サービスを選びましたので、参考にしてください。
Jimdo(ジンドゥー)
Jimdoは汎用性が高く、大抵のニーズに対応できるでしょう。20ページを超えないホームページであればJimdoで十分だと思います。
ただし、ブログにも力を入れたいという場合にはあまり向いていません。
Wix(ウィクス)
Wixは様々な機能(アプリ)を必要に応じて追加することができるので、Jimdoに比べて拡張性が高いのが特徴です。
ただし、ある程度、ホームページを計画的に作れる(必要な機能がわかる)人でないと選択肢がありすぎて混乱する可能性もあります。
Ameba Ownd(アメーバ オウンド)
Ameba Owndはアメブロを運営している株式会社サイバーエージェントが提供しているサービスです。
ホームページでもブログ更新に力を入れたい人にお薦めです。アメブロとの互換性もあるので、すでにアメブロでブログを書いている人にはピッタリでしょう。
ペライチ
ペライチはその名の通り、1枚ペラのWEBページを作成することができます。複数ページを無理して作るよりも1枚にまとめた方が収まりがいいことは多々あります。ネット上に商品やサービスのチラシを作るイメージで使うと良いと思います。
いわゆるコーポレートサイトのような複数ページから構成されるホームページを作りたい場合には向いていません。作れないわけではないですが。
Strikingly(ストライキングリー)
Strikinglyは海外産のサービスです。テンプレート内のセクション(項目)が明確になっている(このセクションは料金、このセクションは商品紹介、など)ので、それに従って内容を作れば、まとまりのあるホームページが作れます。
日本語対応ができていないので、英語に抵抗がない人にはお薦めです。
【番外】g.o.a.t(ゴート)
g.o.a.tはまだ公開されていない(2016年7月27日からベータ版が利用できる予定)のですが、Jimdoの提供もしている株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズが手掛けるサービスです。
ホームページ作成というより、ブログサービスなのでAmeba Owndに近いかもしれません。公開前なので期待を込めて「番外」として載せておきます。
最後に
今回はホームページの素人が使うならということで選んでみました。メジャー(よく耳にする、利用者が多い)なサービスばかりですが、メジャーにはメジャーである理由があります。
利用者が多いということはそれだけ「使いたい」と思う理由があるわけです。上記以外にもホームページを作れるサービスは「Yahoo!ジオシティーズ」や「Weebly」「忍者ホームページ」「BiNDクラウド」など挙げ始めたらキリがないほど沢山あります。
どれもが同じようにホームページ初心者に優しい(新設で使いやすい)ツールかといえばそうではないものもあります。
大抵は「お試し利用」か「無料プラン」が用意されているので、いろいろ使ってみて自分が使いやすいもの、ホームページでやりたいと思っていることができるものを選んでください。