動画を作る際に気をつけなければいけないのが「著作権」。特にBGMにアーティストの曲をそのまま使ってしまうのは基本的にNGです。
NGなのですが、YouTubeに限っては、「広告収入を著作権を持っている人に渡す」ことで、そのアーティストの曲を使える場合もあります。
2020年10月時点で、この記事で紹介をしている「音楽ポリシー」は、YouTubeにて従来のクリエイター ツールとともに廃止となっています。
詳しくは「申し立てが行われた音楽の使用制限 – YouTube ヘルプ」をご参照ください。
YouTubeで「音楽ポリシー」が確認できるようになった
YouTubeではこれまで「フリー音源(無料の音楽)」や「広告をサポートする音楽」を確認することができました。
「広告をサポートする音楽」では、収益化はできないけど使用はできる曲を確認することができました。この「広告をサポートする音楽」が「音楽ポリシー」となり、一新されたようです。
一部の楽曲では使っても広告収入が得られるかも
「音楽ポリシー」では、収益化(広告収入を受け取る)はできないけど、使用できる楽曲を確認することができますが、それに加えて「収益化もできる(広告収入を著作権所有者と分ける)曲」も確認することができるようです。
企業などで動画を作成する場合には「広告収入」が目的になることはほとんどないと思いますが、「動画に広告が表示され、広告収入が著作権所有者に入る曲」を使ってしまうと、自分たちの意思とは関係なく、動画に広告が表示されてしまうので、注意が必要です。
「無料の音楽」にもクリエイティブ・コモンズの表示が追加
無料でダウンロードして使用することができる「無料の音楽」でも「クリエイティブ・コモンズ」が確認できるようになりました。
「無料の音楽」にある曲でも、使用する場合には「クリエイティブ・コモンズ」に従って、アーティスト名の表示などをしましょう。
動画に帰属を表示する: トラックの横に帰属表示が必要なことを示すアイコン が表示されている場合は、必ず動画の説明欄にそのアーティストのクレジットを表示してください。
引用元:オーディオ ライブラリから音楽を入手する – YouTube ヘルプ