メールマガジンを発行する際に、どのメール配信サービスを使うのかって悩みますよね。日本製のメール配信サービスを使ってもいいのですが、どうも日本製はデザインがエクセルっぽいというか、イケてなくて使いたいとなかなか思いません。
WEBマスターの手帳では「Benchmark Email」を愛用させていただいているのですが、他にも海外製のメール配信サービスで「MailChimp」があります。
試しに触ってみたので感想をシェアしたいと思います。ただし「MailChimp」を使ってメール配信などまではしていません。
MailChimp
MailChimpは、配信先が2000名、月に1万2000通までなら無料で使うことができます。
MailChimpの注意点は日本語対応していないということに尽きます。英語がわかる人ならば問題ないと思います。また英語がわからなくても、使い始めに頑張って使い方などを理解することができれば問題ないでしょう。
MailChimpを簡易的に紹介
MailChimpの管理画面です。MailChimpでは発行するメールマガジンを「キャンペーン」と呼びます。
キャンペーンではHTMLメール、テキストメール、A/Bテスト、RSSメールの作成ができます。
キャンペーンを作成する際の詳細設定画面です。英語がわからない方には見ただけでクラクラしてしまうかもしれませんが、トラッキングが細かく設定できますね。
HTMLメールのレイアウトも複数用意されています。
HTMLメールのレイアウトを選んだら、内容を追加していきます。ここは英語がわからなくても、Benchmark Emailと同じように、視覚的に操作ができると思います。
画面の右側にある項目から、追加したい項目を左のHTMLメールへドロップすればOKです。
「テキスト」で日本語を打ち込むことができます。ただし、たまに文字化けが起こってしまうことがあるようなので、注意が必要ですね。
MailChimpはメールマガジン登録フォームの柔軟性が高い
MailChimpで、これは良いなと思ったのが「メールマガジンの登録フォーム」の柔軟性の高さです。
Benchmark Emailは必要最低限のカスタマイズができる(HTML&CSSの知識があればさらにカスタマイズ可)という印象ですが、MailChimpは目的に合わせてレイアウトを選ぶことができます。
日本では好かれないかもしれませんが、メールマガジン登録フォームのポップアップ表示も作成できます。
MailChimpを軽く触ってみた感想
本当にサラッとしか触っていませんが、MailChimpを触ってみた感想としては「英語がわかるなら良いかも」です。やはり一番のネックは日本語対応していないことだと思います。使っていて、わからないところがあってヘルプを見ても英語です。
英語がわからない人が、苦労をしてMailChimpを使ってメールマガジンを発行するよりも、有料になりますが、Benchmark Emailを使ったほうが日本語対応していますし、視覚的な操作もできますし、機能も豊富なので良い気がしますね。
メールマガジン登録フォームや解約フォームなどをこだわりたい場合にはMailChimpを使ったほうが便利かもしれません。
HTMLメールを作成している際やリストなどを「削除」するのに、毎回、認証が必要で「DELETE」を打ち込まなければいけないのは、面倒ですが、間違って削除してしまって、元に戻せないというトラブルを防ぐのには良いかなと思いました。
どのメールマガジン配信サービスを使うにしても、まずはお試しで体験してみることをお勧めします。自分たちにとって使いやすいもの、自分たちが、やりたいことが実現しやすいものを選びましょう。