目的が達成できれば、それでいい
完璧を求めすぎるとうまくいかなくなるということを書きましたが、ブログ記事や動画コンテンツを作っていると完璧を求めたくなってしまいます。ブログ記事のタイトルはコピーライターさんが作るような魅力的ではないかもしれません。動画コンテンツも大手TV局が撮影チームを使って作るものとは違うかもしれません。
大事なことは「あなたのコンテンツに何が求められているのか?」です。
もちろん目的があれば十分という訳ではなく、目的が達成されたかどうかを判断する基準が必要です。
「コンテンツ」と一言で言っても人それぞれ、関わり方に様々な立場があるでしょう。コピーライターさん、ライターさん、映像作家さん、プロのカメラマンさん、動画制作会社さんなどいらっしゃいます。
細かく区別しはじめるときりがなくなってしまうので、「自主制作」「受注制作」の大きく2つに分けてみます。
自主制作の場合は、コピーライティングや文章力、映像(画素数)の質などのクオリティは高い方が良いですが、低いからといって効果がでないわけではありません。(最低限のクオリティラインはありますが)
自分のサービスについて一番の情熱を持っているのは、あなたです。自分のサービスについて一番詳しいのもあなたのはずです。
動画もあなたに必要な動画はアングルが多いから、動きがスムーズだから効果がでているとは考えにくいですよね。それよりもあなたが提供している内容やあなた自身の雰囲気などが、効果へ影響しているのではないでしょうか。
受注制作の場合は、お客様からお金を頂いてコンテンツを制作するので、自主制作よりも全体的にクオリティの高いものを提供しなければいけない状況が多くなってしまいますね。
完璧にも種類がある
「完璧」という言葉にも種類がありますね。何に対して完璧なのか?誰にとって完璧なのか?
完璧を求めるなら「効果があるコンテンツ」に対しての完璧。あなたのお客様にとっての完璧を求めましょう。
バスケットボールで「シュートフォームが美しくない」とシュートの精度ではなく、シュートフォームの美しさばかり求めても意味はありません。どんなシュートフォームだって、ゴールリングにボールが入れば良いんです。シュートフォームが綺麗かどうかなんて、シュートを打つ本人の世間体でしかありません。
スラムダンク世代には「桜木のフリースロー」と言った方がわかりやすいかもしれません。↓シュートが入ればそれで良い実例(1:00ぐらいからが見所)。
https://youtube.com/watch?v=sRuPuLjhHhE%3Ft%3D1m
ブログを運営する、動画を作るのに、macであろうがWindowsであろうがどっちだって良いんです。ハンディのカメラであろうが、数十万円する業務用のカメラであろうがどっちだって良いんです。あなたが「考えるべきこと」「気にしなければいけないこと」はそこじゃないですよね。
あなたが気にしなければいけないのは「効果」ですよね。動画を作って、動画制作している人から「画質が悪い」「パンの仕方が悪い」とか言われたとして気にすべきところではありませんよね。
耳を傾けるべき相手は「あなたのお客様」です。お客様から100点が貰えたらそれでいいんです!
あなたにとって「本当に評価を受けるべき相手」は誰かも常に意識しておきましょう。