デジタルマーケティングとは、インターネットやデジタル・IT技術を駆使したマーケティング手法の総称です。
デジタルマーケティングは「Webマーケティング」と混同されることもありますが、これらは別々の意味を持ちます。
簡単に説明すると、Webマーケティングはデジタルマーケティングに内包される概念で、主にWebサイトを活用したり、分析したりなどのマーケティング手法を指します。
一方、デジタルマーケティングは、Webサイトなどから得られるデータだけではなく、モバイルデバイスの履歴データや、サービス・商品の購買情報から得られるデータ、さらにリアルイベントや実店舗でのユーザーの活動データなども含めて分析対象となります。そのため、Web上だけのデータではなく、アナログ・リアルに近いデータも収集していく特徴があります。
デジタルマーケティングにおいては、デジタルツールを活用してあらゆるチャネルでユーザーとの接点を作っていきます。
現代の消費者は商品の購入やサービスの利用前にクチコミをチェックしたり、ECサイトで商品を購入したりすることが増えています。そのため、従来のようなマス向けの広告出稿だけではアプローチが不十分になってきています。
デジタルマーケティングでは、リアル・アナログとWebでの販売戦略を包括的にとらえることで、さまざまな形でユーザーとコミュニケーションをはかっていくことが必要とされます。