実は簡単！WordPressのContact Form7の「送信ボタン」がクリックされた数を計測する方法。

WEBサイトのアクセス解析で「リンクのクリック数」を計測したい時に「イベントトラッキング」を使用していると思いますが、WordPressでWEBサイトを作成し、問い合わせフォームに「Contact Form7」を使っている時に、フォームの送信ボタンのクリック数はどのように計測されていますか？

実は「Contact Form7」のコンタクトフォームの編集でソースコードを１行設定するだけで、Googleアナリティクスで、フォームの送信ボタンのクリック数を計測することができます。

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コンタクトフォームの送信ボタンのクリック数を計測する理由

問い合わせページの訪問者数はGoogleアナリティクスで計測していたとしても、送信ボタンを計測していないと「問い合わせページへ訪問した人のうち何人が実際に問い合わせをしたのか」がわかりません。

実際の問い合わせ件数は受信メールを見ればわかりますので、絶対にわからないわけではありませんが、余計な手間がかかってしまいますよね。

フォームページまでは来てくれているけど、最後の「送信ボタン」が押されていないということは、そのページに何かしらの課題があることがわかります。

問い合わせページだけでなく、見込み客のリストを獲得するためにPDF資料のダウンロードを配布するのに「Contact Form7」を使っているという場合でも、ページの訪問者数に対する「フォームの送信ボタン」を押した人の数を把握しておくことは大事ですよね。

Contact Form7の送信ボタンのクリック数をGoogleアナリティクスで計測する方法

通常のリンクであれば「イベントトラッキング」を使えば計測することができますが、Contact Form7のようなプラグインを使っている場合は、問い合わせフォームを形成するソースコードを直で編集してイベントトラッキングを埋め込むことはできません。

ですが、Contact Form7は良く出来ているプラグインでイベントトラッキングにも対応しています。

Contact Form 7 では on_sent_ok という JavaScript アクションフックを用意していて、これを使って、フォーム送信が正常終了した後で実行したい JavaScript のコードを指定することができるのです。/引用元：フォーム送信を Google Analytics でトラッキングする | Contact Form 7 [日本語]

トラッキングの設定も簡単で、以下の行を追加するだけです。

Google アナリティクスで解析している場合

WordPressのダッシュボードから「Contact Form7」のコンタクトフォームの編集へと進みます。「その他の設定」タブをクリックして上記のコードを張り付ければOKです！

ユニバーサル アナリティクスの場合はコードが違う

すでにユニバーサルアナリティクスへ移行している場合は、貼り付けるコードが異なります。以下のコードを貼り付けてください。

ユニバーサル アナリティクスを使っているかどうかの確認は「ユニバーサル アナリティクスを使用しているかどうかを確認する – アナリティクス ヘルプ」や「【緊急解説】ひと目でわかる！ユニバーサル アナリティクスへのケース別アップグレード方法（第92回） | Googleアナリティクスとは／衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座 | Web担当者Forum」を参照してください。

Googleアナリティクスで計測結果を見る

計測結果をGoogleアナリティクスで見るには、行動→イベント→サマリーと進むと確認できます。

また「目標」として設定するには「アナリティクスの設定」から目標を「カスタム」で作成し、タイプでイベントを選択、イベント条件のカテゴリにContact Form、アクションにSubmitを設定すればOKです。

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