ヒートマップ(heatmap)とは、Webサイトに訪問したユーザーがページを閲覧する際に行った行動のデータを、色の濃淡で可視化し、表現したものを指します。
ヒートマップは、マウスの動きを追跡したログを使って作り出されます。たとえば、もっともクリックされていたり、閲覧されていたりするところは濃い色や赤い色で表示され、閲覧があまりされていないところは薄い色や青色で表現されます。
マウスの動きと人間の視線の動きには相関関係があることがわかっているため、マウスの動きからユーザーの視線の動きを推測できるのです。
ヒートマップを使うと、数字データではなかなか見つけられない課題を発見できます。 ヒートマップによってわかることを簡単に説明すると以下の通りです。
- 熟読エリア:ページの中のどの部分がよく読まれているかを可視化できます。
- 終了エリア:ページのどこまで読まれていて、どこで離脱されているのかを可視化できます。
- クリック位置:ユーザーがどこの位置をクリックしているのか可視化できます。