IT・Webにおけるセッションとは、接続したりログインしたりすることを開始してから接続・終了するまでの一連の行動をまとめて指す、アクセス数の単位を表す言葉です。
「ビジット(Visit)」もほぼ同じ意味で使われます。また、セッションを開始し、切断するまでの一連の流れを管理することをセッション管理と言います。
セッションは、「一連の行動」であることがポイントです。
たとえば、あるユーザーがトップページからサイトにアクセスし、同じサイト内のページを5ページ閲覧した場合、「PV(ページビュー)」は5PVとなりますが、ひとりのユーザーが行った一連の行動なので、1セッションとカウントします。
また、あるユーザーがトップページからアクセスし、2ページ閲覧したあと、ほかのサイトに遷移し、2時間後にまた該当のサイトに戻ってきた場合、セッションは2となります。
同一のユーザーで、なおかつサイトから離脱をしていなくとも、ページを開いたまま3時間放置し、そのあとまたサイト内のページを閲覧した場合も、セッションは2となります。30分以上経過することでセッションが終了してしまい、新しいセッションとしてカウントされるためです。