UIとは、ユーザーインターフェース(User Interface)の略称です。ユーザーインターフェースとは、ユーザーと製品やサービスとの接点(インターフェース)すべてを含んだ言葉です。
たとえば、Webサイトで言うならレイアウトやフォントのサイズ、ボタンの配置や使用されている色など、目にするものやユーザーが操作するものなどのすべてがユーザーインターフェースと言えます。
UIはUX(ユーザーエクスペリエンス)と混同されやすいのですが、これらは別の概念を指します。
端的に言うと、UIはUXに含まれる概念です。サービスや商品を使用するユーザーが良いユーザー体験(UX)をするためには、優れたUIが必要であるためです。
例を挙げると、ユーザーがゲームアプリを使用した際に、たとえとてもユニークなゲームだとしても、ボタンが押しにくかったり必要な情報がどこにあるかわからないレイアウトであったりすると、そのゲームアプリからは足が遠のいてしまうでしょう。
一方で、ユーザーがやるべきことがわかりやすく、ボタンの配置やサイズ、使用されているフォントも適切で見やすいアプリやサービスはユーザー側の使い心地も良く、いい印象を残します。
よって、UIはUXを高めるためのひとつの指標と言うことができるでしょう。