こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。Facebookが、2020年5月20日に「音楽の使用に関するガイドライン」について発表をしました。
実際に「音楽ガイドライン」も公開されていたので、改めて内容を確認しておきたいと思います。
Facebookの音楽ガイドライン
Facebookは2020年5月20日に、公式メディアで「動画における音楽の使用に関するアップデートとガイドライン」を公開しました。
この中では、Facebookライブ、Instagramライブにおける既製の音楽の使用について言及されています。
、コミュニティである種の混乱が起きていることも明らかになりました。とりわけ、Facebook LiveとInstagram Liveにおける既製の音楽の使用についてです。
動画における音楽の使用に関するアップデートとガイドライン – Facebook for Media
Facebookは権利所有者とのライセンス契約に含まれている制限として、次の4つをガイドラインを挙げています。
- ストーリーズのミュージック機能や、音楽の通常の演奏(例: アーティストやバンドによるライブパフォーマンスの撮影)などに制限はない
- 動画内でノーカットで使用する既製のトラックの数が増えるほど、制限を受ける可能性が高くなる
- 短めのミュージッククリップの使用が推奨される
- 動画には必ず、視覚的な要素を含めなければならない。既製の音声の再生を主目的とする動画を作成していけない
つまり、既製の楽曲を、そのまま使用するのはNG(当たり前ですが)。ただし、ストーリーズのミュージック機能を使って、楽曲を使用したり「短めのミュージッククリップ」ならOK。
「短めのミュージッククリップ」ならOKというのが、引っかかりますね。「短め」とは、具体的にはどれくらいの長さなのかがわかりません。ただ、Facebookが推奨しているのなら、大丈夫ということなのでしょう。
楽曲を聴かせることが目的になっていると厳罰
既製の楽曲を聞かせることが目的となっているような、楽曲使用が「主目的」となる動画やライブ配信は厳格に対処するということのようです。
「音楽ガイドライン」には、次のように記載されています。
弊社は、利用者が家族や友達から投稿された動画を楽しめるようにすることを目指しています。 ただし、利用者がFacebook製品上で動画を使用する目的が、個人的に音楽を聴取するため、または他の利用者に音楽を聴取させるためである場合、当該の利用者の動画はブロックされ、ページやプロフィール、グループも削除されることがあります。 これにはライブ配信も含まれます。
楽曲を聴かせるために動画やライブ配信で使用をすると、Facebookページや、個人アカウント、Facebookグループが削除される可能性があるとのことです。
Facebookが提供をしている「サウンドコレクション」を利用しよう
Facebookは、楽曲が必要な場合は「サウンドコレクション」を使うように勧めています。
動画やFacebookライブのBGMや、効果音として、なにか楽曲や音楽が必要であれば、サウンドコレクションから選ぶことで、ガイドライン違反を心配する必要がなくなります。
ライブ配信中に違反があった場合は「通知」が表示される
ライブ配信中や、アップロードされた動画で、ガイドライン違反が見つかった場合、いきなり動画が削除されるわけではなく、注意喚起の通知が表示されるようです。
ライセンス契約に違反しているような場合に、通知が表示されたら、即座に、その楽曲の使用を止めるなどの対応をすれば、大丈夫ということです。
音楽のガイドライン違反にならないように注意しましょう
ライセンス契約違反、ガイドライン違反になってしまうと、せっかく運用してきたFacebookページやFacebookグループが削除されてしまうかもしれません。
今回の発表は、Instagramライブでも同様です。Instagramとしても公式の発表(Updates and Guidelines for Including Music in Video | Instagram Blog)がされています。
それは絶対に避けなければいけないことですので、楽曲や音楽を使う際には、違反にならないか十分に注意をしましょう!