こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。カラーミーショップで障害が発生したときに、Twitterで、カラーミーショップ利用者が「障害が発生したことによる損害を賠償してほしい」のようなツイートをしていました。
障害によって、ネットショップのウェブサイトが表示されなくなったり、商品が購入できなくなると、販売の機会を失った可能性もありますよね。
では、障害が発生した場合に、カラーミーショップなどの、ネットショップ作成サービスが損害を保証してくれるのでしょうか?
障害発生による損害補償があるかは、利用規約に書かれている
ネットショップ作成サービスが、障害に対して損害補償をしてくれるかは、利用規約を確認しましょう。
カラーミーショップの場合
カラーミーショップの場合は、利用規約に、次のように「損害賠償」について記載されています。
第9章 損害賠償等
第43条 【損害賠償】
甲は、本サービス及び付加サービスを提供すべき場合において、甲の責に帰すべき事由により、乙に対し本サービス及び付加サービスを提供できなかったときは、乙が本サービス又は付加サービスの全部を利用できない状態にあることを甲が知った時刻(以下、「障害発生時刻」といいます。)から起算して、連続して24時間以上、本サービスの全部が利用できなかったときに限り、乙に生じた損害を賠償するものとします。
「甲」はカラーミーショップを提供している「GMOペパボ株式会社」、「乙」は利用者です。
この利用規約を見ると、障害が発生して(GMOペパボ株式会社が障害を認知してから)連続して24時間以上、カラーミーショップが利用できなかった場合に限って、損害を賠償するとなっています。
つまり、障害が発生して2〜3時間で復旧した場合は、利用者の損害は賠償されません。
BASEの場合
BASEの利用規約では、どのように記載されているでしょうか。BASEの利用規約には、次のように記載がされています。
第20条 紛争処理及び損害賠償
4項 当社は、本サービスに関連して会員が被った損害について、一切賠償の責任を負いません。なお、消費者契約法の適用その他の理由により、本項その他当社の損害賠償責任を免責する規定にかかわらず当社が会員に対して損害賠償責任を負う場合においても、当社の賠償責任は、1000円を上限とします。ただし、当社に故意又は重大な過失がある場合はこの限りではありません。
損害に対する賠償の責任を負わないとされています。また、もし損害補償を負う場合でも、最大1,000円とされています。
shopifyの場合
shopifyの利用規約を見てみると、次のように記載がされています。
7. 責任の制限
あなたは、適用される法律が許す範囲内で、Shopifyが、サービスの使用またはサービスの使用不可から生じる直接的、間接的、付随的、特別的、間接的、または例示的なものが含まれるがこの限りではない損害、および利益、信頼、使用、データ、またはその他の無形の損失について、責任を負わないことを明確に理解し同意します。
また、補足的に、条文の横に次のように記載がされています。
サービスは「現状のまま」であるためエラーまたは中断が生じる可能性があり、Shopifyはいかなる保証も提供せず、責任は限定されます。
shopify 利用規約
Shopifyも、サービスが利用できなかったことに対する損害の責任を負わないとしています。
サービスを利用するなら利用規約に従うということ
基本的には、どんなサービスでも、利用規約に同意をした上で、サービスを利用することになります。
そして、ここまで見てきたように、ネットショップ作成サービスの利用規約には、インターネットサービスでは、障害が発生するのは当たり前だからともいえますが、「障害が発生してサービスが利用できなくなったとしても、損害に対する責任を負わない」という条項が書かれています。
利用者としては、サービスを利用する前に、利用規約の内容を確認をしておくべきでしょう。