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Webサイトで検索窓の入力欄の中に最初から薄い文字を表示させる方法【HTML5】

Webサイトで検索窓の入力欄の中に最初から薄い文字を表示させる方法【HTML5】

こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。ネットショップに必要な機能の1つ「検索窓」。

商品数が多いときに、検索窓が無いと商品を探すことができず、せっかくの購買欲が失われてしまうこともあります。

そんな検索窓に、ユーザーが検索ワードを入力する前に、入力欄に色の薄い文字を表示させて、どんなワードを入力したらいいかなどの入力例を表示することができます。

例えば、楽天市場
では「キーワード検索」と表示されています。

楽天市場の検索窓

今回は、このように、検索窓の入力欄に文字を表示させる方法を紹介します。

検索窓の入力欄に文字を表示させる

検索窓に文字を表示させるには、その検索窓を実装している方法(JavaScript、HTML)に応じて、いくつか方法があります

今回は、一番シンプルで簡単な方法として、HTML5を使っている検索窓で文字を表示させる方法を紹介ます。

HTML5でウェブサイトを作っている場合、検索窓の「検索ワードの入力欄」のコードに「placeholder=”表示させたい文字”」を追加するだけです。

placeholder」が、入力欄などに、あらかじめ文字を表示させるためのコードです。

ちなみに「input」は、問い合わせフォームや検索窓で使われる要素のコードです。「type=”text”」はテキストボックス(1行)であることを指定するコードです。

問い合わせフォームの入力欄でも同じように「placeholder」を使えば、入力欄の中に文字を表示させることができます。

placeholderがオススメの理由

「placeholder」を使って、文字を表示させると、ユーザーが入力欄に入力を始めると、表示されていた文字は自動的に消えます。

入力欄に文字を表示させるコードには、他に「value」があります。placeholderと同じようにコードを書くのですが、valueを使ってしまうと、ユーザーが入力をするときに、valueで表示させた文字を消す必要があります。(ユーザーが入力を始めても自動的に消えません)

ということで、ユーザーの利便性を考えると「placeholder」を使うことをオススメします。

placeholderで表示させた文字の色を変える(CSS)

placeholderで表示させた文字の色を変えたい場合には、以下のようにCSSで書けばOKです。

color:#aaaの#aaaを、好きな色のカラーコードに差し替えてください。

ちょっとしたことで利便性はよくなる

検索窓の入力欄に、あらかじめ入力例や、入力するものを表示することは、全体から見ればちょっとしたことかもしれません。

ですが、そんなちょっとしたことで、ネットショップや、ウェブサイトの利便性がよくなることがあります。

今回は。検索窓として紹介をしましたが、placeholderは問い合わせフォームの入力欄でも使うことができます。

問い合わせフォームの最適化をしたいときにも、お役立てください。