編集部のたけのこです。2020年10月、Instagramは「バッジ機能」の日本での提供試験をスタートさせました。このバッジ機能はライブ配信者が視聴者から収益を得られる機能で、いわゆる投げ銭機能とも呼べるもの。
5月には米国で提供試験がスタートしており、今回その対象が拡大した形となります。このバッジ機能とは、いったいどのような機能なのでしょうか。
インスタグラムのバッジ機能とは
バッジ機能での投げ銭は以下のような手順で行われます。
- ライブ視聴画面の下部にバッジ購入ボタンが表示されている
- 視聴者は、120円、250円、610円の3種類の中から選んで購入
- コメント欄に購入した視聴者のアカウント名などが表示される
120円・250円・610円という値段設定は、米国ドル上で$0.99・$1.99・$4.99となっているものに合わせた金額。
自分のアカウント名やバッジがコメント欄に表示され、バッジホルダーリストへ掲載されたり、他の視聴者や配信者から目を引きやすくなるイメージです。
さらに特別な「ハート」を使えるようになったり、追加機能も使える模様。YouTube Liveの「スーパーチャット」に少し似たものとイメージできます。
バッジ機能の使い方
現在まで日本を含む11カ国で、5万人以上のクリエイターを対象に提供が開始されたとされていますが。まだ一般ユーザーへの提供はされていない模様です。
もしバッジ機能を使えるライブ配信者を見かけたら、どのような感じで使われているか、様子をチェックしておくとよいでしょう。
バッジ機能の使用シーンのイメージ
アーティスト、クリエイターがステージに立つ企画が少なくなっている今、インスタライブが彼らの良い発表の場になりそうです。オンラインライブ、ダンス、楽器演奏の場など、活用できるジャンルは様々。
応援を込めた投げ銭をするシーンを考えると、未来のアイドルのレッスンを生中継するのも良いアイディアではないでしょうか。
少しユニークな使い方であれば、試験勉強中の手元を配信し、応援の投げ銭を得る学生さんも登場するかもしれませんね。
「この人を応援したい!」という気持ちを投げ銭で表すことで、さまざまな利用可能性が広がっていそうです!
まとめ
今後は、クリエイターがバッジ機能で得た収益と同額をFacebook社が上乗せして支払うプログラムも11月に開始予定とのこと。さらに、投稿されたIGTV動画の閲覧前に広告が表示される「IGTV広告」も米国を対象にリリースされているようです。
Instagramで、どんどん経済が回るようになり、クリエイターが活躍できる場が広がっていきそうですね。一般リリースまで待ち遠しいです!