こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。セミナーやイベント(勉強会や講演、カンファレンスなど)で、会場にいる人から質問を受け付けて、質疑応答の時間に答えるとき、どうやって質問を受け付けていますか?
質疑応答の時間になったら、質問をしたい人に挙手をしてもらって、マイクをまわして・・・。というやり方は、手が上がらなかったり、質問内容が合っていなかったりしますよね。
そこで、今回は、セミナーやイベントで質問を受け付けるときに使える質疑応答サービスを紹介します。
質疑応答サービスを使うメリット
質疑応答サービスを使っているセミナーやイベントに参加したことがある人なら、その便利さはわかると思います。
YouTubeライブを視聴しながらコメントを書き込むように、セミナーを聞きながら、質問をチャット欄に書き込むことができますよね。
質疑応答サービスを使えば、会場にいる人が、匿名で質問を投稿することができます。匿名だと質問もしやすいですし、気になったことを、どんどん投げかけることができます。
登壇者は、投稿された質問から、会場にいる人の多くに役立つであろう質問をピックアップして(質問内容を選べる)、答えることができます。
セミナーで質問を集めるのに使えるサービス
それでは、セミナーやイベントで質問を受け付けるのに使えるサービスを紹介していきます。
slido
slidoは、イベントで質問を受け付けるサービスとして、もっとも知られているサービスでしょう。
英語版のみですが、質問を受け付けるチャットルームを作るのも、質問を投稿するのも簡単にできます。質問の投稿をするのに、アカウント登録は必要ありません。
他の人が投稿した質問に「いいね」を付けることもできます。質問以外にもアンケート(投票)機能もあります。
ブラウザで、チャットルームのQRコードとともに、投稿された質問を表示することができるので、この画面を会場に映しておくこともできます。
2020年2月13日までは、↑のQRコードから質問を投稿できるので、お試しにどうぞ。
Live!アンケート
Live!アンケートは、国産のサービスです。基本的にはsli.doと同じです。日本語なので、使いやすさは高いかもしれません。
質問だけでなく、アンケートも取ることができます。セミナー参加者はQRコードから質問を投稿したり、アンケートに投票することができます。
質問の投稿をするのに、アカウント登録は必要ありません。
slidoよりも、セミナー開始前、質問受付中、受付終了などの画面表示が細かく用意されています。
↑のQRコードから、質問を投稿できます。試してみたい方はどうぞ。
無料で使える範囲は「1イベントまで」「ユーザ数1,000人まで」「アンケート数は1イベントで4件まで」となっています。頻繁にセミナーやイベントで使う人は有料プランがいいでしょう。
handsup!
handsup!は、個人が提供している(?)質疑応答サービスです。
とてもシンプルなUIで、質問を受け付けるチャットルーム(会場)をすぐに作ることができます。「暗証番号」の設定もできます。
LINE OpenChat
LINEのOpenChat(オープンチャット)も、セミナーの質疑応答に使えます。
OpenChatで、トークルームを非公開で作成すれば、URLやQRコードを知っている人だけが入室できます。
セミナーの参加者は匿名で質問を投稿できます。ただ、LINEのアカウントを持っている人しか質問ができません。
登壇者、参加者、どちらにも便利な質疑応答サービス
質疑応答サービスは、使ってみると思った以上に便利です。
セミナー中に質問を集めることができて、質疑応答の時間にすぐに質問に答えることができます。
参加者も匿名で質問ができるので、挙手をして質問をするよりも、気軽です。
他の人の質問に「いいね」を押すことで、質問を投稿しなくても、参加できるのもいいですよね。
まだ質疑応答サービスを使ったことがない人は、ぜひ、使ってみてください!