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やっぱり?意外?AMPマークの認知度は、まだまだ低かった。

やっぱり?意外?AMPマークの認知度は、まだまだ低かった。

こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。AMP(アンプ)が、どれくらい認知されているのか?と思い、Twitterでアンケートを取ってみました。

アンケートにご協力頂いた、皆さん、ありがとうございました。

今回のアンケートでは、AMPという言葉は使わずに「Google検索に表示される『⚡️(イナズマ)』の意味を知っていますか?」とAMPマークの意味を問いかけてみました。

AMPマークの認知度は低い

アンケート結果はこちら↓です。

アンケートのツイートには、画像の添付ができないので、正確にAMPマークを想起できていたかは微妙なところです。

結果としては「最新のニュース」と「ページが素早く表示される」が同率の33%となりました。

また「注目のページ」だと思っている人は24%となりました。

アンケートの質問の正解は「ページが素早く表示される」ですよね。Webマーケティング、とくにSEOに関わる人なら知っていて当然だと思います。

ですが、Google検索を使う人の大半は、WebマーケティングやSEOに関わっているわけではありません。

一般ユーザーの人たちが、Google検索結果に表示されるAMPマークを正しく認知できているのか?今回のアンケート結果からは、正しく認知している人は少ないといえそうです。

AMPマークは⚡️(イナズマ)ですが、TWitterのモーメントのマークとも似ているので、モーメントの意味に引っ張られている人もいそうな気がしています。

AMP(アンプ)とは

AMP(アンプ)とはAccelerated Mobile Pagesの略で、スマートフォンでのWEBページの表示速度を早くするためにGoogleとTwitterが共同で立ち上げた仕組みです。

AMP対応したWEBページは、AMP Cacheと呼ばれるキャッシュ(CDN:コンテンツ配信ネットワーク)によって表示されます。これにより、Webページの高速表示を実現しています。

AMP Cache(キャッシュ)によって保存されたWebページの情報を利用することで、WebサイトやWebページにアクセスすることなく(ブラウザなどで読み込むことなく)、そのWebページを表示させることができます。

Facebookのインスタント記事(Instant Articles)もほとんど同じ仕組みです。

さいごに

いまのところAMPを導入してメリットがありそうなのは、Webメディアぐらいでしょう。

Google検索結果に表示されるAMPマークも、正しい認知をしている人は少なく「ページを素早くみたい」という理由において、クリック率を左右するほどの影響は及ぼしていないのが現状のようにも思います。

AMP対応をすると、モバイル検索のSEOにおいて上位に表示されやすくなるかもしれませんが、それだけを理由に導入するのは、HTMLなどの制約からも、まだデメリットのほうが多いように思います。