はじめてのWordPress入門講座【基礎知識・基本的な使い方・トラブル対応】

複数の「スマホ決済(QRコード決済)」に一括対応できる店舗向けサービスまとめ

複数の「スマホ決済(QRコード決済)」をまとめて一括対応できる4つのサービス

こんにちは。遠藤(@webmaster_note)です。スマートフォンでQRコードを読み取るだけ、レジの機器にスマホをかざすだけで支払いができるスマホ決済が急激に普及してきました。

PayPayやLINE Pay、メルペイなどなど、各社がスマホ決済サービスを提供し始めており、決済サービスの数がどんどん増えています。

正直、決済サービスが増えすぎて不便に感じることが多くなってきました。支払いの際にPayPayには対応しているけど、LINE Payには対応していなかったり…

店舗としても顧客満足度を高めるためにも、各決済サービスにも対応したいところです。ですが、それぞれの決済サービスと契約をして、それぞれのQRコードを用意するのは、手間ですし、オペレーションも悪くなりかねません。

1つのサービスを利用するだけで、各決済サービスに対応できたらいいですよね。

というわけで、今回は、スマホ決済のなかでもQRコード決済を中心に、複数の決済サービスにまとめて対応できる店舗向けサービスを集めてみました。

スマホ決済は2種類ある

本題に入る前に、少しだけ「スマホ決済」について補足説明をしておきたいと思います。

スマホ決済には「NFC」と「QRコード決済」2つの種類があります。

NFC

NFCは、スマートフォンを端末にかざして決済を行うものです。Suicaやnanaco、メルペイなどが該当します。

いわゆる「電子マネー」と呼ばれるものです。ApplePayやGooglePayなどもNFCに含まれます。

QRコード決済

QRコード決済は、スマートフォンでQRコードを読み取って決済を行うものです。バーコード決済と呼ばれることもあります。

QRコード決済は2種類ある

QRコード決済にも「MPM方式」と「CPM方式」の2種類が種類があります。

MPM方式

MPM方式は、客側が店舗が用意したQRコードをスマートフォンで読み取り、購入金額を入力して決済するものです。

店舗側からすると、QRコードを用意するだけなので導入しやすいです。(対応する決済サービスの数、QRコードを用意する必要がある)

その一方で、客側からすると、金額を入力する手間が発生してしまいます。

CPM方式

CPM方式は、店舗側が客のスマートフォンに表示されたQRコードを読み取って決済を行うものです。

店舗側からすると、POSシステムなど「読み取るための設備」が必要となります。客側からすると金額の入力の手間はかかりません。

複数のスマホ決済を一括対応できる店舗向けサービス

では、複数あるスマホ決済を1つのサービスで、まとめて対応できるサービスを紹介します。

まとめて対応できる店舗向けサービスを利用すれば、そのサービスが対応している決済方法なら、どの方法での支払いにも対応をすることができます。

例えば、Aという店舗向けサービスが「paypay」と「LINE pay」に対応していれば、店舗で買い物をするときに、お客様は「paypay」で支払いをすることも、「LINE Pay」で支払いをすることもできます。

TaleMe Pay

TaleMe Pay

TaleMe Payは「Alipay」「WeChat Pay」「銀聯」「Visa」「Master」「Apple Pay」「LINE Pay」など19の決済方法に対応をしています。

QRコード決済の「MPM方式」です。

初期費用 0円
月額費用 0円
決済手数料 3.0%

複数のスマホ決済を一つのQRコードで管理 – TakeMe Pay【日本美食】

クラウドペイ

クラウドペイ

クラウドペイは2019年5月16日にサービスが開始したばかりです。「d払い」「Alipay」「WeChat Pay」には5月16日からの受付開始。「メルペイ」「LINE Pay」は対応予定となっています。

QRコード決済の「MPM方式」です。

初期費用 0円
月額費用 0円
決済手数料 3.24%

Cloud Pay(クラウドペイ)|マルチ決済サービス

AirPay QR

AirPay QR

AirPay QRは「Alipay」「WeChat Pay」「d払い」「LINE Pay」に対応しています。

クレジットカード決済や電子マネーに対応しているサービス「店舗決済システム AirPAY
店舗決済システム AirPAY」も提供しています。

QRコード決済の「CPM方式」です。

初期費用 0円
月額費用 0円
決済手数料 3.24%

UnivaPay StoreApp

UnivaPay StoreApp

UnivaPay StoreAppは決済アプリとして、「Alipay」「WeChat Pay」「d払い」「paypay」に対応しています。

QRコード決済の「CPM方式」です。店舗向けのスマートフォンアプリなので、スマートフォンやタブレットがあれば、他にQRコードの読み取り機器は必要ありません。

初期費用 0円
月額費用 見積もり
決済手数料 見積もり

店頭向けキャッシュレス決済アプリ「UnivaPay StoreApp」

まだまだ対応しているスマホ決済の数が少ない

顧客に合わせて対応すべきQRコード決済や、スマホ決済は変わるでしょう。

とはいえ、店舗としては、お客様が希望する決済方法で決済ができる(購入や支払いができる)ように、全てのスマホ決済に対応するのが理想です。その点において、どの店舗向けサービスも、まだ対応しているQRコード決済が少ない印象です。

今後は、対応するスマホ決済の数が増えていくと思いますが、様子をみながら導入を検討するのが良さそうですね。