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2016年8月31日

ペライチで作るホームページはSEOに強いのか弱いのか?

ペライチで作るホームページはSEOに強いのか弱いのか?

ペライチを応援しまくっている遠藤です。昨日、あるWEBクリエイターの方が「ペライチがSEOに弱い」との記事(以下、記事R)を公開されました。自分も拝読しましたが、誤解を与える内容だなと思ったので、ペライチにおけるSEOについて補足とともに見解を示しておきたいと思います。

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ペライチはSEOに強いWEBページが作れる高いポテンシャルがある

2016年8月末時点では、ペライチはSEOに一定の効果があると私は考えていますが「ペライチはSEOに強い」というのは言葉足らずなのと、WEBリテラシーが低い方には誤解を持たれるとも思っています。

言葉を補足すると「ペライチはSEOに強いWEBページが作れる『高いポテンシャルがある』」というのが妥当かなと思います。

SEOの大前提はWEBページの「内容」

そもそもSEOで大前提となるのは「内容(WEBページの質)」です。どれだけSEOに強いWEBサイトを構造的(内部対策やURLなど)に作っても、WEBページの内容が悪ければ、そのWEBページは上位表示されることはありません

仮にSEOに強いといわれているWordPressを使って作ったとしてもWEBサイトの中身がスッカスカだったり、ソースコードがグチャグチャだったりではWordPressが持っているSEOに対するポテンシャルを活かすことができず、結果、SEOに弱いWEBサイトになっていることは珍しい話ではありません。

WordPressで作っただけでSEOに強いは語弊がありすぎて詐欺になりかねないと思う。

ペライチがSEOに弱い理由とされているURL構造について

さて記事Rで、ペライチがSEOに弱い理由とされているのがURL構造です。記事Rでは「ディレクトリ型URL」がSEOに弱いからペライチ(独自ドメインを使用していない場合)もSEOに弱いと主張しています。

まず「ディレクトリ型URL」とは何でしょうか。

ディレクトリ型とサブドメイン型URL

ディレクトリ型URLとは

「ディレクトリ型URL」とは、いわゆるWEBサイトで使われている一般的なURL構造で、ドメインの後に各WEBページの文字列が付くタイプです。

まずディレクトリ型URLは、特定の状況下でSEOに不利になる場合がありますが、SEOに弱いわけではありません。ディレクトリ型URLがSEOに弱いとなると多くのブログ記事はSEOに弱いということになってしまいます。

ディレクトリ型URLのメリット

ディレクトリ型URLのメリットは、1つのWEBサイトとして扱われるため、ドメインが高い評価を受けている場合に配下にあるWEBページにもプラスの影響があります。

ディレクトリ型URLのデメリット

Google検索結果には同一ドメインから表示されるWEBページ数に制限があります。一般的には検索結果に表示される同一ドメインのWEBページは3ページとされています。(競合が少なければ表示数が多くなることもある)

例えばペライチで「カフェ」について作成されたWEBページが10ページあった場合に、Google検索で「カフェ」と検索しても10ページ全ては表示されず、10ページの内の3ページしか表示されないということが起こります。

これはアメブロなどでよく指摘されることですが、アメブロ内に競合となるブログやWEBページがある場合にアメブロ内でGoogle検索結果に表示されるための競争が起こるため、独自ドメインを使ったほうが、必要のない制限を受けずに済むよということです。

僕が仕事のためのブログとしてアメブロを選ばない5つの理由

また良くも悪くもドメインに対する評価を受け継ぐので、自分とは関係ない理由でドメインの評価が下がると、自分のWEBページにもマイナス影響があります。

記事Rでは、この説明がありませんが、恐らく同一ドメインから表示されるWEBページ数の制限を理由にSEOに弱いと主張しているのでしょう。

サブドメイン型URLとは

記事RでSEOに強いURLとして「サブドメイン型URL」と「独自ドメイン」を同様として挙げていますが、独自ドメインでも評価が高いドメインがSEOに強いことはあっても、独自ドメインであれば全てがSEOに強いということはありません。

では「サブドメイン型URL」とは何かというと、ドメインの前にWEBページの文字列が入っているタイプのURLです。

サブドメイン型URLのメリット

サブドメイン型URLはメインとなるドメイン(本家)の副WEBサイト(分家)扱いとなるので、1つのWEBサイトで扱うにはテーマがバラけすぎる場合などにサブドメイン型URLを採用することがあります。

サブドメイン型URLのデメリット

良くも悪くもドメインの評価を受け継ぎません。独自ドメインと同じようにゼロからドメインやWEBサイト、WEBページの評価を上げる努力が必要になります。

はてなブログなどはサブドメイン型URLを採用していますね。

※ディレクトリとサブドメインについては「サブドメインとサブディレクトリの違い・使い分け | SEO基礎知識 [SEO HACKS]」が参考になります。

GoogleとしてはどっちでもOK

Googleのジョン・ミューラー氏がWEBマスター向けハングアウトオンエア(2015/02/13)で、ディレクトリとサブドメインで検索結果の表示順位に影響はあるか?との質問に対して「サブドメインもサブディレクトリでもどちらでも構わない」という主旨の発言をしています。

詳細は以下の動画(英語)をご視聴ください。

無料ブログの問題点であってURL構造に問題はない

今回の話がややこしいのは、無料ブログのようなホスティングサービスにおいての問題(自分のWEBページがある場所に起因する問題)」と「URL構造の特徴」を同じものとして扱っているからです。

ペライチで作られたWEBページ(有料版で独自ドメインを使っていない場合)がディレクトリ型URLとなることの問題点は「Google検索結果の同一ドメインから表示されるページ数の制限」に遭遇するかもしれないということであって、URL構造としてディレクトリ型URLそのものにSEO的な問題はありません

今のペライチはSEOでも成果がでやすい

今のところペライチがペライチで作成したWEBページでSEOの成果が出ている理由は2つあると考えています。

  • 利用者の質が高い
  • ドメイン(peraichi.com)の評価が高い

ペライチを利用している人の質が高い

まず1つは「ユーザーの質が高い」ということ。ペライチのような、利用者が自由にWEBページを作成できるサービスの場合に、利用者が質の良いWEBページを作ってくれない(スパムページを作る)と「peraichi.com」というドメイン自体に悪影響が出る可能性があります。

これはペライチに限った問題ではなく、アメブロなど無料ブログサービス(ホスティングサービス)でも問題となっていて、Googleとアメブロやはてなブログなどが協力して取り組みを始めているほど、業界全体の問題です。

無料ブログサービス8社がスパムサイトの情報共有でスパム対策で協力しはじめる!

この点でペライチの現状は「スパム利用」が少ないため、peraichi.com配下にあるページの質がある程度担保できているのではないかなと推測しています。

しかし、今後、さらに利用者が増えていけば、スパマーたちの利用が増える可能性もあるでしょう。とはいっても株式会社ホットスタートアップの皆さんはプロなので想定済みだと思います。(ペライチを提供している株式会社ホットスタートアップの山下さんもサブドメイン対応も進めていると言っています)

ペライチのドメインの質が高い

2つめがまさにディレクトリ型URLのメリットです。ペライチのドメイン(peraichi.com)の評価が高いようで、ペライチで作成したWEBページもその恩恵を受けることができます。

今後、ドメインの評価が下がってしまったり、ペナルティを受けるようなことがあると、ディレクトリ配下のWEBページにも影響が出てしまいますが、2016年8月末時点では、その心配をするのは過敏すぎると思います。

ツールに対してSEOに強い弱いと話すのは要注意

そもそも検索キーワードによっても上位表示のしやすさが大きく異なります。だからこそSEOに強いまたは弱いという話をするためには、因果関係を立証するためにも上位表示をしている検索キーワードの明示が必要です。

また上位表示している!との意見に対しても可能な限りフラット(Chromeであれば「シークレットモード」を使っているのか?Serch Consoleのデータは?)に分析する必要があるでしょう。

SEOできました上位表示しています!でよく見かける勘違い。

またペライチのような「ツール(道具)」に対してSEOに強い弱いと言うには注意も必要です。なぜなら、ツールに対して「このツールはSEOに強い」というのは、「誰がどんな使い方をしても、どんな内容のWEBページを作ったとしても、どんなキーワードに対しても関係なく上位表示する」ということでない限り語弊があるからです。今の時代にそんな神ツールは、ほぼありえないでしょう。

最後に総括

まずディレクトリ型URLがSEOに弱いというのは言葉足らずであり、間違いです。正確に表現するならば「ディレクトリ型URLではGoogle検索結果において同一ドメインの表示数に制限があるため、無料ブログサービスのようなホスティングサービスを利用する場合にSEOとして不利になることがありえる」となるでしょう。

また「SEOで不利になる要素」は大抵のWEBサイトにはありますし、SEOで不利になる要素があることとSEOに弱いことは同意ではないでしょう。

今回の記事公開のキッカケ

最後に、このペライチのSEO論争についての記事を書くきっかけになった、ペライチを提供している株式会社ホットスタートアップの山下さんのFacebook投稿を貼っておきます。

ペライチ ユーザーさんの声も見れますし、ペライチがSEOに弱いと指摘している記事も読みにいけます。

今回の内容は文章で書くよりも口で説明したほうが絶対早い!笑
テキストで伝えるのはすごく大変!

関連用語:

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この記事を書いた人

遠藤 聡
中小企業のWEB担当者&ソーシャルメディア担当者としてWEBサイトの管理運用から企業ブログ、Facebookページ、Twitter、YouTubeチャンネルの管理運用(企画&実施)を行なっております。 具体的なサービス内容はサービス詳細ページをご覧ください。

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