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アメリカ大使館公式「アメリカ非移民ビザ面接の手順ビデオ」がコンテンツづくりの参考になりすぎる。

さすがはアメリカ大使館。YouTubeチャンネルがあるのも驚きなのですが、公開している動画もさすが!でした。

特に「のりこ留学物語」は、誰のための動画なのかも明確ですし、その人のことが良くわかっている動画だと思います。

ビザ申請の解説動画

海外留学経験者で斡旋会社などを通さずに自力でビザ申請をしたことがある人なら、お分りなると思いますが、初めてのビザ申請はハードルが高いですよね。

自分も2回目の渡英の際には自力でビザ申請をしたのですが、何が必要なのか、何をどうすればいいのかなど、わからないことだらけでした。WEBサイトに解説があるものの、文字と画像だけではイマイチよくわからなかったのを覚えています。

ましてや英語力が高くないと書類を作成するのだってヘルプも英語だったりして大変です。

アメリカ大使館が公開している動画では「ビザの申請」について解説がされているのですが、すごく分かりやすいです。

ただ解説しているだけでなく、注意点も教えてくれるので、助かりますね。

ビザ面接の手順動画は素晴らしい

WEBサイトに文章や写真だけで同じ内容を載せてあっても、その場の雰囲気まではわかりづらく、きっと過剰な緊張とともにビザ面接に臨むことになってしまうでしょう。

でも、この動画を見ておけばリラックスして臨めますね。

イメージがあって臨むのとイメージなく臨むのでは大違い

スポーツ選手が試合前に試合のイメージを持つそうですが、シチュエーションなどをイメージしてから臨むのと、イメージなく臨むのでは大きな違いが出ますよね。

これはイベントやセミナーの運営などにも当てはまると思います。場所やシチュエーションなど、実際にその場にいるようにイメージすることで、擬似的ではありますが「経験」することができます。

一度、経験しておけば何かあったときの対応も良くなりますし、スムーズに進めるための思考も働きます。

今回のアメリカ大使館のビデオのように、想像ではなく、実際の映像を見せることができれば、写真と文字だけの情報よりも、より現実味のある情報として有益ですね。事前に見ておけば当日、パニックになってトラブルを起こすこともないでしょう。

アメリカ大使館としても「必要のないカスタマーサポート」の削減につながるでしょう。

自分たちのお客様の立場に立って必要なものをつくる

今回のアメリカ大使館のビデオは、まさにユーザーの立場に立っているコンテンツですね。この動画があるのとないのとでは、申請する側の気持ち的な余裕具合がずいぶん違います。

自分の場合はイギリスでしたが、ビザの申請に行った時は公式の前情報がほとんどなかったのでドキドキしていたのを覚えています。「必要書類が揃っているのか」「なにか足りないものはないか」「これで申請が通るのか」と質問したくても、現場の方々は超ドSでロボットか!と突っ込みたくなるほど無感情でした。(2015年現在はわからりません)

この動画は、誰がどんな悩みや不安を持っているのか、その人にとってどんなコンテンツがあったら良いのか、喜ばれるのかが、ちゃんと考えられた上でのコンテンツですね。

ビザ申請に慣れている人やビザ申請に関係のない人には「面白いコンテンツ」ではないでしょう。でも良いんです。関係のない人に評価される必要は全くありません。

Aさんのための動画ならAさんの役に立って、喜んでもらえることが大事なことであって、BさんやCさんに喜ばれてもAさんの役に立たないのでは本末転倒です。

動画に限らず「誰のためのコンテンツなのか」を忘れてはいけません。