前回は「Benchmark Emailの登録フォーム」についてBenchmark Email Japanの伏見さんに質問をさせて頂きました。
今回は「HTMLメール作成」について伏見さんに答えて頂きました。当たり前ですが、メール作成はメールマガジンの肝ですよね。ということは、きっと奥が深いはず!
実際にやってみると色々と見えてくることもあって面白ですね!それでは伏見さんにご登場いただきましょう!
伏見さんにHTMLメール作りについて質問!
伏見さん。前回はありがとうございました!今回も宜しくお願いします!
早速ですがメールマガジンを配信した際のFacebook、Twitterへのシェアでメールマガジンの一部だけ見れるようにする(全部見るにはメールマガジンの登録が必要)ことはできますか?
Facebook,TwitterへのシェアはメールマガジンのWEBページのURLシェアだったので、難しいかもしれませんが・・・
今回も宜しくお願いします!
そうですね。URLのシェアになります。リンクをクリックすると、配信したメルマガのウェブ版が表示されるという仕組みです。
Benchmark Emailのアカウントとお持ちのFacebook、twitterのアカウントを同期して頂ければ、メール配信が完了した際に自動投稿する形でシェアすることができます。サムネイル画像として、メールの全体とメールのタイトルが表示されます。
見れる範囲についての変更は出来ません。
なるほど。わかりました。毎回、シェアしてしまうと、わざわざメールマガジンを購読する必要性がなくなってしまいますが、各配信ごとにシェアするかどうかは選択できるので、工夫のしどころですね!
次は「HTMLメールのレイアウト」なのですが、1カラムを選択して作成し始めたあとで2カラムや別のレイアウトに変更することはできますか?
こちらはできません。ですが各ブロックのHTMLコードを表示させることができるので、既存のメールを残しつつ別のレイアウトのメール作成画面を別のウィンドウであけて、コードをコピペすることで、作業の時短が図れます。
ですよね。やはり作り始める前に最低限の設計をしておくべきですね。
次はテストツールの「スペルチェック」なのですが、日本語をチェックすることはできますか?
日本語はスペルを要しないのでできません。冗談ですw
こちらの機能は元々英語に対する機能なので、日本語には対応していません。
1本取られました!やりますね。伏見さん!笑
前回のWEBマスターの手帳のメールマガジンで、誤字があったのでスペルチェックがあればと思ったのですが、機能に甘えずにちゃんとやります!
件名のA/Bテストは開封率が高い方の件名でA/Bテスト対象者以外にメールが送信されるという仕組みなっていますが、効果測定後に送られるメールの送信時間の設定はできますか?
こちらはマニュアルで変更できます。A/Bテストで結果が良くなかったものを、あえて本配信としてリストの残りに配信することも可能です。効果測定後に送られるメールの時間設定はできません。
前回のWEBマスターの手帳でA/Bテストを試してみたのですが、件名での反応が見れて良かったです。ただ、効果測定用のメール送信時間と本配信の時間をちゃんと計算する必要があるなと思ったので、どれぐらいカスタマイズが可能か気になりました。
結果が良くなかったものを、あえて本配信としてリストの残りに配信するのも面白そうですね。今度、やってみます!
次はメール作成ではありませんが「アーカイブページ」の編集はできますか?
できます!サムネイルも自動で生成されるので、メールの内容を要約したような文章を添えると、見栄えがいいと思います。
詳しくは「アーカイブページの作り方は? – Benchmark Email.」をご参照ください。
おお!できるんですね!早速編集してみます!
ありがとうございました!お伺いしたいことは以上になります。伏見さんから、メール作成のアドバイスなどあればお教えください!
メール作成のアドバイスですね。うーん。いっぱいありすぎて、何をお伝えしようかというところです。
ほんとに一部ですが、メールの上部はアボブザフォールド「above the fold」と呼ばれていて、メールを開封して一番最初に目が行く場所です。なのでそこに最も伝えたいところを記載したり、本当に読んでほしい(クリックしてほしい)内容があったらコンテンツを詰め込みすぎず、それだけを載せたメールにしたり。開封へのテクニックとして、パーソナラズ(差し込み)を活用したり。挙げればきりがないですね。
ですので、「Benchmark Email マーケティングブログ」を通して色々なノウハウやこちらで気づいたことをカテゴリーやテーマごとに公開していますw
ただ、1つ言えることはメールの正解はありませんし、1種類のメールで多種多様なすべての購読者を満足させることも出来ません。ですから、A/Bテストを使って購読者に合ったbetterなコンテンツを配信しながら作って行ったりということが大事です。
ありがとうございます!なるほど!だから「Benchmark Email マーケティングブログ」があるんですね!(←いやらしくてスイマセンw)FAQと合わせて隅々まで読みたいと思います!ゴールデンウィークはちょうどいいですね!
お話を伺っているとメールとはいえ、やはりWEBマーケティングと根本は同じで、考え方や必要なこと、大事なポイントは共通しているなと思います。WEBマーケティングも各会社ごとに「正解」は異なりますし、各々が「自分たちの所ではどうかな?」と仮説検証をする必要があるのは同じですね。
伏見さん。今回もありがとうございました!また宜しくお願いします!
はい。こちらこそ、ありがとうございました!
伏見 正輝さん
Benchmark Email Japan コミュニティーマネージャー。SNS、オンラインコンテンツを日々勉強しながら管理、運営しています。
日本の大学卒業後ロックの本場イギリスへ。音楽ビジネスを学びながら、計5年間マイノリティーとして生きる厳しさと異文化の中で生活する醍醐味や刺激を体感、と同時にコーヒーの奥深さを知る。
日本帰国後は映像系NPO、クラウドファンディング型ライブ招致会社を経て現在地に着地。
趣味:音楽、コーヒー、自転車、サッカー、異文化交流