ブログ投稿のコピペによる著作権問題はあちこちで発生していますが、最近は「動画」でも著作権侵害が目につくようになってきましたね。
ブログでYouTube動画を貼り付けている投稿もよく見かけます。YouTubeの動画をブログに貼り付けること自体は問題ありませんが、その動画自体が著作権を侵害していれば、侵害に加担していると言っても過言ではないでしょう。
というわけで、今回は自分がYouTubeの動画をブログなどで紹介する際にオリジナルかどうかを見極めるためにやっていることをご紹介します。今回、ご紹介する方法で確実に見分けられるわけではありません。またオリジナルをパクリ動画と判断してしまうかもしれませんので、各自、自己責任で対応してください。
初めて見た人にはオリジナルになってしまう
まずは意識的なところです。パクリ動画であろうとオリジナル動画であろうと、初めてその動画を見た人にとっては、それがオリジナル動画と思ってしまいます。
ブログで紹介するにしろ、シェアをするにしろ、その動画を紹介する上で「紹介者」としての責任を意識しましょう。
とはいえ、よほど有名なYouTuberさんやTV番組やDVDのリッピングなどによる動画なら「違法アップロード」だとわかりますが、YouTubeやFacebook上に違法アップロードされた動画がオリジナルかどうかを判断するのって難しいですね。
著作権侵害をしているかどうかを見極める方法
YouTubeチャンネルを確認
まずはブログに貼り付けられている動画からYouTubeへ移動します。
YouTubeに移動したら、動画がアップロードされているYouTubeチャンネルを確認します。YouTubeチャンネル名の横に「チェックマーク(確認バッジ)」の表示があれば、そのチャンネルはかなり信頼できます。
参考:名前を確認済みのチャンネル – YouTube ヘルプ
確認バッジがない時
確認バッジの表示がない場合は、YouTubeチャンネルのTOPページへ行ってみましょう。YouTubeチャンネルがどれぐらいちゃんと作られているのか(挨拶動画があるのか、再生リストの表示はどうなっているのか)、そしてTV番組などの違法アップロードがされていないかを確認します。
人物が登場しているような動画ならば、YouTubeチャンネルに共通して同じ人が登場している動画がアップロードされていることが多いですので、それも基準になります。
パクリ動画をアップロードしているYouTubeチャンネルは、アップロードされている動画に一貫性がなくバラバラであることが多い様です。
動画の説明欄を確認
自分はYouTubeで稼ぐ的な文言が含まれている動画のほとんどは黒だと判断しています。こういった文言が書かれている動画は、ほとんどがTV番組の違法アップロードかDVDのリッピングによる違法アップロードである場合が多い印象を持っています。
動画タイトルで検索
YouTube内検索を使って、動画のタイトルを検索してみましょう。多くのパクリ動画はタイトルもオリジナルと同じか、似ていることが多いデスので、検索してみましょう。
同じ動画が幾つも見つかった時は「アップロードされた日付」を確認して、一番最初にアップロードされた動画はどれかをチェックします。
検索しまくる
とにかく「これがオリジナル動画だ!」と確証が持てるまで、関連動画を見たり、検索しまくるしかないですね。
最近は、Facebookでも動画の違法アップロードが多々ありますね。ただFacebookの場合はオリジナル動画を探しづらいので、「あれ?これ前にも他の人がアップロードしていたぞ」ということがないと気づけないですね。
著作権侵害はしなくても、その動画をシェアすることで著作権侵害に加担しないようにしましょうね。
酷いものになると録画したTV番組をYouTubeにアップロードして、その動画をYouTube広告に使うなんて会社もいますから荒れ放題ですね。