フリーランスになると自分の意志力が試されますよね。ダラダラしようと思えば幾らでも出来るし、働こうと思えば休みなく働くことも出来る。
フリーランスでなくても「ダイエットしたいんだけどついつい食べてしまう」「たばこを止めたいんだけどついつい吸ってしまう」「自分にもっと意志力があれば、自己コントロールができたら・・・」と嘆いたことはありませんか?
もしかしたらブログを更新しないといけないんだけど、ついつい先延ばしにしてしまっていたり?そんなあなたが変われる1冊の本をご紹介します。
スタンフォードの自分を変える教室
僕が尊敬する数少ない大先輩のコンサルタントの方に「この本いいよ」と教えて頂いて読んだのですが、まさにダラけ者の自分に最適な本でした。
著者はケリー・マクゴニカルさん。スタンフォード大学の生涯教育プログラム講座で「意志力の科学」という講座を立ち上げた方です。スタンフォード大学の医学部健康推進プログラム担当の健康心理学者であり教育者であるケリーさんの知見が元となった本です。
この講座では心理学、経済学、神経科学、医学の各分野から、自己コントロールに関する最新の見解を取り上げ、「どうしたら悪い習慣を捨てて健康的な習慣を身につけられるのか」「物事をぐずぐずと先延ばしにしないようになれるか」また、「集中すべき物事を決め、ストレスと上手に付合うにはどうしたらよいか」を説明します。/引用元:スタンフォードの自分を変える教室
そして、「私たちはなぜ誘惑に負けてしまうのか」「どうしたら誘惑に打ち勝つ強さを身につけられるのか」を解き明かしていきます。また、自己コントロールの限界を理解することの重要性を説き、「意志力を鍛えるための最適な方法」を紹介します。/引用元:スタンフォードの自分を変える教室
目次
- イントロダクション:「自分を変える教室」へようこそ(意志力を磨けば、人生が変わる)
- 第1章:やる力、やらない力、望む力(潜在能力を引き出す3つの力)
- 第2章:意志力の本能(あなたの体はチーズケーキを拒むようにできている)
- 第3章:疲れていると抵抗できない(自制心が筋肉に似ている理由)
- 第4章:罪のライセンス(よいことをすると悪いことをしたくなる)
- 第5章:脳が大きなウソをつく(欲求を幸せと勘違いする理由)
- 第6章:どうにでもなれ(気分の落ち込みが挫折につながる)
- 第7章:将来を売りとばす(手軽な快楽の経済学)
- 第8章:感染した!(意志力はうつる)
- 第9章:この章は読まないで(「やらない力」の限界)
- 第10章:おわりに(自分自身をじっと見つめる)
なぜ失敗するのかを知る
意志力や行動力の啓発本は沢山ありますよね。僕も基本は怠け者だったので、「脱怠け者!」と思って何冊も読みました。でもどの本も「対策としてこうしよう」は書いてある。というかそれしか書いてない。
だから結局、本に書いてある「対策」も怠けてしまう。だって元々「行動できない」から読んでいるのに、それに対して「どうしたらいいか」という「行動」をぶつけても効果はでない。
でも「スタンフォードの自分を変える教室」は違いました。「なぜできないのか?」「なぜやってしまうのか?」という理由を解き明かしてくれるたのです。
この「なぜ」を理解した上で「どうするか」。できない自分、やってしまう自分を受け入れてから、「じゃあ、どうするか」という対応を提案してくれる。
ダイエット中なのに「サラダ」が付いているからと焼き肉定食を頼んでしまったことありませんか?禁煙中なのに、大変な仕事を終えて、凄く頑張った自分にご褒美として一服してしまったことありませんか?
誘惑や依存症に苦しんだり
物事を先延ばしにしたり
やる気が出なかったりして
困った経験のある方々
ーつまり、すべての人ー
に本書を捧げます。/引用元:スタンフォードの自分を変える教室
自分をコントロールして「意志力の高い人間になりたい!」「堕落した怠け者から脱却したい!」という方には本当にオススメです!
なんだか、この投稿を書いていたらまた読みたくなってきた。
[amazonjs asin=”4479793631″ locale=”JP” title=”スタンフォードの自分を変える教室”]【おまけ】How to make stress your friend
ケリー・マクゴニカルさんがTEDで「ストレスと仲良しになる方法」というスピーチをされていたので、動画を貼っておきます。
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